アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

苦渋の決断

(今日から日記を将来の子供への手紙という形式に変更します。) お父さんが代理母エージェントからとある女性を君の代理母として紹介されていることは前にも話したよね。彼女は自身のお子さんも2人持つとても素敵な女性で、君を10ヶ月間お腹の中に預けるに…

3人目の代理母断念か

日本法弁護士のアドバイスを代理母エージェントに伝えたところ、(エージェントの)サロガシー弁護士から独身のGCを待った方がいいんじゃないかと勧められ悩んでいるサロカツ(@sarokatsu)です。 独身の代理母であれば胎児認知もできますし、子供の日本国籍…

子供の親権③

既婚代理母に産んでもらった子供の認知がされないリスクがあるところまでは前回お話しました。そうなると子供は日本国籍も取得できませんから、一旦アメリカのパスポートを使って日本の連れて帰ってくることになります。ただしビザなしで滞在できるのは90日…

子供の親権②

子供の親権について日本法弁護士に相談してきたサロカツ(@sarokatsu)です。相談内容のポイントは、既婚のGCを使った場合、民法第772条の推定認知を回避して胎児認知をことが可能か、もし不可能なのであれば、親権獲得のためにどのような方法があり、それぞ…

代理母と依頼人の絆

米国人のミシェル・リーブズさんが、代理母として出産中に合併症を引き起こし亡くなってしまうという悲しいニュースがありました。彼女には夫の2人のお子さんがおり、彼女の友人であるジェイミー・ハーウィさんが残された家族の支援のためにクラウドファンデ…

代理母への手紙

代理母探しもいよいよ終盤を迎えているサロカツ(@sarokatsu)です。正式契約の前に、日本法弁護士と親権について確認しなければいけないのですが、実はもう一つとても大事なタスクが残っています。それが代理母への手紙です。 代理母出産は時に母体の商品化…

日本産科婦人科学会見解に対する反論

日本では代理母出産は違法ではないけれど(実際に長野県にある諏訪マタニティークリニックで実施されている)、日本産科婦人科学会が下記のような見解を示しているため、ほぼ不可能な状態になっています。今日はそれについての自分の反論を書いてみます。 1…

スクリーニング費用

遺伝子検査の結果が発表になったことは昨日お伝えしましたが、もし卵子ドナーも同じ遺伝子疾患に陽性反応を示した場合には、パー子先生ではなく別の専門医にカウンセリングを受けることになるようです。 その卵子ドナーは、早速来週パー子先生のクリニックで…

遺伝子検査結果発表

先週アメリカに試料(唾液)を送っていた遺伝子検査の検査結果が分かりました。今回検査した遺伝子疾患の項目は300ありましたが、保因していたのは1つだけ。卵子ドナーのプロフィールを見ていると、大抵3、4個は陽性反応しているので、自分も同じくらいある…

子供の親権①

代理母を決定する前に親権の問題を克服しなければならないのは前回お伝えした通りです。代理母エージェントに弁護士がいるので、アメリカ側の親権の問題は彼女に任せているのですが、日本の家族法に精通している弁護士も必要になります。 代理母エージェント…

3人目の代理母候補

既に2人の代理母候補とのマッチングが不成功に終わったサロカツ(@sarokatsu)です。その時は、代理母が住む州の法律が依頼人である自分に不利だったり、代理母の健康状態が適切でないという理由等で却下されたのですが、現在紹介されている3人目の代理母は…

遺伝子検査検体アメリカ到着

つい一昨日発送したばかりの唾液サンプルが検査機関に到着したとメールがありました。検査キットがアメリカから日本に届くのに1週間以上かかりましたし、今回は検体を含んでいるので、もっと時間がかかることを覚悟していましたが、あっという間に到着したよ…

台北行チケット予約

以前少しご紹介したアメリカのNPO団体Men Having Babies(通称MHB)が台湾で開催するカンファレンス会議まで約2か月に迫ったので、航空券とホテルを予約しました。台湾は10年以上ぶりとなるので観光もしたかったのですが、GWに長い休みを取る予定なので、今…

遺伝子検査キット届く

先月注文した遺伝子キットが届きました。アメリカから送られてきたのですが、配達記録を見てみたところ、税関を通過するのに時間がかかっていたようです。早速開封してみると、検査キットの他に、指示書や返送に必要な伝票・税関申告書などが含まれていまし…

子育てイメトレ

40歳を過ぎてから新陳代謝が落ちているのか、運動量が同じでも体重が徐々に増えてきているサロカツ(@sarokatsu)です。年末年始と旅行が重なり、2週間近くジムに行かなかったら、過去最大の体重を記録してしまいました。食事制限もしようとするものの、新年…

信ずるものは救われる?

南米旅行中にリマの旧市街でラ・メルセー教会に立ち寄った時のこと。この教会には、壁ごとに違う守護神や殉教者が祀られていて、入り口からほど近い一角に子宝に恵まれない女性がお祈りを捧げるという壁がありました。女性たちは妊娠をすると、神に感謝する…

レインボーフラッグ

以前のブログでANAの空港ラウンジで見つけたレインボーサインについて書いたのを覚えていますか?誰の得にもならないと辛口なコメントをしましたが、今回南米旅行に行く際に同じラウンジを使う機会があったので、現在どうなっているのか確認してみたところ・…

遺伝子検査

クリニカルコーディネーターのドリ子から連絡があり、卵子ドナー候補が既に受けている遺伝子テストはProgenity社のものであることが分かりました。ただ試験自体が6万円するのと、国際配送を行っていないので、一度ドリ子の不妊治療クリニックに送ってもらっ…

新年の抱負

南米から帰ったきたばかりで時差ぼけが抜けないサロカツ(@sarokatsu)です。読者の皆さんはどのようにお正月を過ごされていますか?「一年の計は元旦にあり」ということで、自分は今年1年も目標を立てています。 サロ活関連で言うと、卵子ドナーと代理母の…

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。旅行中のペルーはまだ大晦日ですが、日本の読者の皆様には一足先にご挨拶申し上げます。 昨年は新しい年号の始まりだっただけでなく、自分にとってはサロ活「元年」でもありました。2月にサロガシーエージェントを雇っ…