アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

姉の思い出②

姉の余命宣告についてはこちらをご覧ください。 姉は躊躇せずに色々なことに挑戦する人でした。高校の修学旅行で京都の魅力にはまった時は茶道や琴を始めて、中東に興味を持ったらひとりでふらっと旅行に行ったりしていました。自分が中高生だった時には、3…

姉の思い出①

余命宣告されてから24時間もしないうちに天国へ行ってしまった姉。息子が生まれる前は月に1度会う程度だったので、決してすごく仲の良かった姉弟というわけではなかったのですが、この涙は一体どこから出てくるのだろうと驚くほど姉の死後1週間は泣き続けま…

余命宣告⑤

母と息子を連れて病室へ戻ると、Tちゃんと妹が姉の足をマッサージしていました。それが気持ち良いと姉が言ったそうです。姉はつい先ほどアイスを食べていた時よりも明らかに疲れているようでした。​​​​​​​ すぐに自分は息子を姉の横に置いて、「○ちゃん(息…

余命宣告④

姉への告知を終えて病院から帰った夜、すぐに海外にいる姉の知り合いにメールをして、姉の余命が長くないこと、その姉にメッセージを書いて送ってほしいことをお願いしました。時差があるので明日の面会時間までには間に合わないかもしれませんが、少しでも…

余命宣告③

姉は余命宣告をされてから眠りに落ちてしまったので、その間、入院中必要なものを病院内のコンビニで買い揃えたり、姉の荷物から保険証を探して病院の人に見せたりと、バタバタしていました。 30分位すると姉が目を覚ましました。ちょうど夕食も運ばれてきた…

余命宣告②

姉の余命が数週間から数ヶ月と告げられた後、母が医師と病室にいる姉を訪れ、告知をすることになっていました。ところが姉は意識が朦朧としていて話ができる状態ではなかったので退散。母と医師が私のいた受付エリアまでおりてきてくれました。 今後は医師と…

余命宣告①

先日家族が緊急入院したとお伝えしましたが、それは私の姉のことです。姉は約10年癌を患っていて、フルタイムで働きながら闘病生活を送っていました。 半年位前から微熱や倦怠感を訴えるようになり、姉はそれをコロナワクチンの副反応だと思っていたようです…