アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

2人目のGC候補は・・・

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採精を終えて次にGC卵子提供者を探さなければいけないサロカツ(@sarokatsu)です。1人目のGC候補が法律上の理由から不適切と判断された後、2人目のGC候補のアセスメントをしていたのですが、残念ながら彼女にもOKサインは出ませんでした。今回は医学的な理由だったとエージェントのコーディネーターが説明してくれたので、GCが人工授精をするのに適切な健康状態になかったのだと考えられます。

GCを見つけるので平均で9か月かかると言われていましたが、今月で9か月目になります。紹介は始まっているので、あと一歩のところまできているのですが、なかなか決まりません。果報は寝て待てと構えて、あまり一喜一憂しないように心がけています。

エージェントは正確な数字は公表してくれませんが、常時約50人のクライアントを抱えているようで、毎月3人のGCをマッチングしているようです。基本はエージェントを雇った順番にGC候補を紹介してくれるのですが、GCによって特定の人種・宗教・リレーションシップステータス・性的指向のクライアントのために産みたいと希望をしてくるので、紹介の順序がずれることもあります。

GC候補は一般的にウェブや新聞広告で募集されます。誰かの役に立ちたいという思いで応募してくる人もいれば、完全に報酬目当ての人もいます。多胎妊娠できる丈夫な人もいれば、そもそも妊娠するのに不適切な人もいます。エージェントの仕事は、そうした有象無象の応募者をふるいにかけ、クライアントに紹介するのに相応しい人だけを選別することです。選別方法としては、健康診断、個人面談、家庭訪問などが挙げられます。

ただ残念ながら、マッチングすることがゴールになってしまい、GCの適正を顧みない営利主義に走るエージェントも一部にはいるようなので、サロガシーエージェントを選ぶ際には、実際に利用した人や人工授精クリニックの口コミなどを参考にする必要があります。自分の場合は、既に2人のGC候補が不合格となってしまいましたが、裏を返せばエージェントが厳正に審査をしているということでもあり、そういう意味では安心しています。

因みに今回のGC候補はフロリダ在住でした。負け惜しみですが、マッチングできたとしても日本からの直行便がなかったので、結果オーライとしましょう。次回はニューヨークやシカゴ、ロサンゼルスのように、日本からの直行便が沢山出ている都市のGC区補が見つかりますように!