来年6月まで採卵ができない卵子提供者ですが、彼女にお願いする覚悟を決めたので、エージェントにその旨伝えました。自分の将来の子供の生物学的な母親を選ぶことになるので、決断を下すのに1週間迷いました。その間、他にもっと良い卵子提供者がいるんじゃないかとデータベースを再度閲覧したり、友人に相談していましたが、最終的には決めの問題だと思い、エージェントにメールを送りました。
ただこれからまだ遺伝子検査(キャリアスクリーニング)があるので、彼女に正式決定した訳ではありません。もし自分と彼女が同じ遺伝子疾患のキャリアであった場合には、彼女の卵子は使えないという判断がされる可能性も残っているので安心はできません。
<参考>キャリアスクリーニング
https://plaza.umin.ac.jp/~fskel/cgi-bin/wiki/wiki.cgi?page=%A5%AD%A5%E3%A5%EA%A5%A2%A5%B9%A5%AF%A5%EA%A1%BC%A5%CB%A5%F3%A5%B0
キャリアスクリーニングは日本ではまだ浸透していないようですが、北米やイスラエルでは高い頻度で行われているようで、検査キットを提供している民間企業も複数あります。会社によって検査項目や方法、精度が違っているので、精子提供者と卵子提供者は同じ会社の検査キットを使わなければなりません。今回選んだ卵子提供者が使った検査キットを今パー子先生に確認してもらっているところです。