以前のブログでANAの空港ラウンジで見つけたレインボーサインについて書いたのを覚えていますか?誰の得にもならないと辛口なコメントをしましたが、今回南米旅行に行く際に同じラウンジを使う機会があったので、現在どうなっているのか確認してみたところ・・・
このようになくなっていました。同じような意見が他の人からも寄せられたのかもしれませんね。その代わりに、「どなたでもご自由にお使い下さい」という表記が加えられていました。こちらの方が断然スマートです。
折しも年末の紅白歌合戦でMISIAがレインボーフラッグの演出をしたことが話題になっていますね。こういう使い方であれば意味があります。なぜなら、レインボーフラッグの当初の目的は、LGBTコミュニティの可視化だったからです(トイレにつけるのは可視化ではなくアウティング)。
ただ残念なのは、NHKがレインボーフラッグの説明をせずに、「性別を超えて」といった曖昧な表現にとどめたこと。恐らく大多数の視聴者がその意味を分かっていなかったのではないでしょうか。見て見ぬ振りをするーこれが日本のLGBTコミュニティが置かれた現状なんだと感じた瞬間でした。