この間ご紹介した紫陽花ですが、見頃が終わったので、早めに剪定して植え替えをしました。お店で売っている時は小さな5号サイズ鉢に植えられていたんですが、案の定根がびっしりと張っていて今にも窒息しそうな状態。そんな訳で毎年植え替えるのも面倒なので、一気に10号サイズの鉢に移してあげました。
紫陽花は自然に散ることがないので、そのままほっておいたこともあるんですが、蒸れて病気になったり、(特に鉢植えの場合)翌年咲く花に十分な養分が行き渡らないことがあるので、装飾花が裏返ったり少しでも色あせてきたら、勿体がらずにスパッと剪定してしまいましょう。自分も過去に枯れた紫陽花の花がハダニの蜘蛛の巣にすっぱり覆われてしまい、最終的にダメにしてしまった苦い経験があります。
植え替えついでに追肥(おいごえ)もしてあげました。花を咲かせて土の養分が少なくなっている状態なので、来年また立派な花を咲かせてあげるためにも、剪定後は肥料をあげましょうね。肥料もなかなか奥深くて、有機質・無機質、単肥・複合肥料など色々ありますが、自分は色々な成分がバランス良く配合された複合肥料を使っています。
肥料のあげ過ぎは勿論良くないんですが、鉢植えの場合、自然界のような物質循環がないので、人工的に肥料をあげないと、植物が丈夫に育ってくれません。特に、大きな花や実をつけるように品種改良された植物は、野生のそれよりもより多くの養分を必要とするので、尚更施肥が必要なんです。
胚培養の結果に一喜一憂しているこの頃。ガーデニングは気を紛らわせるのにもってこいです(苦笑)。