アラフォーゲイの子育て奮闘記

シングルファザーの海外子育て備忘録

はっとさせられる瞬間

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ここ1ヶ月は体外受精のことにすっかり気を取られていたサロカツですが、実は代理母との契約締結がまだ済んでいなかったので、今急ピッチでサロガシー弁護士と契約書の最終化を進めています。

契約書は勿論英語で書いてあって、約60ページに渡り、IPとGCそれぞれの責任、契約違反事項、費用支払のタイミングなどが事細かに定義されています。

時折訪れる睡魔と闘いながら慎重にレビューをしていると、後半に眠気も吹き飛ぶ条項がありました。それは、子供が生まれる前に自分が死んでしまった場合の後見人の指名です。改めて今やっていることの責任の重大さを感じて、身が引き締まる思いでした。

これと似たような経験をしたのが、初めてマンションを購入して、住宅ローンを組んだ時ですy。「35年のコミットメント。途中で自分に何か起こったらどうしよう」と契約書に実印を押しながら手が震えてたのを覚えてます。

後見人には家族を指名する予定ですが、子供の養育費として死亡保険金が高い生命保険のプランに変更しないといけないなとか、今のうちに子供に残す手紙を書いておいた方がいいかなとか、様々な考えが頭をよぎります。

同時に、GCも、万が一自分で判断が下せない状態になってしまった時のための後見人を指名しなければなりません。例えば、植物人間になってしまった場合、出産はどうするのか、その後どのタイミングで生命維持装置を外すのか等々、そんな判断が後見人に求められます。

生まれてくる子供の命はさることながら、自分の命の重さまで痛感させられるのがサロ活なんです。因みに、自分が死んだら住宅ローンは団体信用生命保険で残債がなくなるので、とりあえずそれを養育費として家族には残せそうです。