ふと去年の今頃何をしていたんだろうと思いブログを読み返してみたら、ちょうど採精前のプレサイクルテストをしていましたね。あの時は、産婦人科に検査を断れたり、男性不妊治療クリニックでは十分な検査がしてもらえなかったりで、検査機関を見つけるのも一苦労でした。
ところで、体外受精治療をしていると「サイクル」って言葉が頻繁に出てきます。これは採精や採卵、胚移植といった重要な治療のことで、その前に行われる検査がプレササイクルテストと呼ばれています。なので、IPも卵子ドナーもGCもそれぞれプレサイクルテストがあるんですよね。
あれから1年。採精を終え、採卵も終え、無事胚を凍結し、あとはその胚をGCの子宮に移植する手前まできました。当時はGC候補すら見つかっていなかったことを考えると、緩慢ながら着実に進歩をしていることを改めて実感しました。
果たして来年の今頃は我が子を胸に抱くことができているのか心配ですが、パー子先生やキリ子さん、そして勝子さんと作った胚の生命力を信じて最善を尽くす他ありません。