アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

サロ活英会話(2) 単一移植・二胚移植

英語のスピーキングのイラスト

 

体外受精では成功率を上げるために複数の胚を同時に移植する場合があります。着床しなかったり途中で流産する場合もありますが、多胎妊娠に繋がることもあり、そうなると妊婦や胎児へのリスクも高まります。国内では日本生殖医学会が移植胚数のガイドラインを設けていて、アメリカでもクリニック毎に基準が設けられています。

 

サロガシーエージェント登録時に、"Are you considering a double embryo transfer (DET)? (二胚移植を考えていますか)"と聞かれることがあります。理由は、リスクの高い二胚移植を敬遠する代理母が多いので、マッチングの際に気をつけなければならないからです。通常は、単一移植(Single embryo transferまたはSET)することを勧められますし、代理母が二胚移植を了承してくれたとしても、IVFクリニックの医師が同意しなければ、単一移植しかしてくれません。"Is your goal a singleton or twin pregnancy? (希望しているのは単胎妊娠ですか、それとも多胎妊娠ですか)"と聞かれる場合もありますが、意味としては同じです。

 

多胎妊娠は高リスクのため、妊娠保険の掛金も高くなりますし、万が一早産でNICU(新生児集中治療室)に入ることになった場合、1人目は保険適用されても、2人目以降はされないこともあります。そうしたリスクについても、エージェントはきちんと説明してくれるはずです。時間が限られてられている、卵子または精子の質に自信がない等の理由でどうしても二胚移植がしたければ、"I really want to do a DET."とエージェントに伝えましょう❗️