アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

いつまで妊活・サロ活続けますか?

懐中時計のイラスト

 

先週は仕事が忙しくて中国語のレッスンをほとんど受けられなかったんですが、この連休で少し挽回して、この4ヶ月使ってきた教科書が終わりました。昨日から1つのレベルの教科書を使って気持ちを新たに勉強していますデレデレ

 

さて、今日は妊活・サロ活はいつまでやるべきか(いつ諦めるべきか)について書こうと思います。というのも、フォローしている妊活ブログの中で40代後半のブロガーさんが何人かいらっしゃて、その方たちの話を聞いていると、「望みがないのに医者にいいように利用されてるんじゃないか」とか「(子供を持つという)自分の欲求にばかり固執して子供の将来考えられているのかな」と心配になることがあるんですよね。

 

長い不妊治療を経て念願の子供を授かったとします。体力の衰え始める50代以降に子育てが始まり、子供が自立する前に自分が退職している可能性だってあります。金銭的に余裕があったり、子育てに協力してくれる人が周りにいる環境であれば何も問題ありませんが、そうでなければこうしたリスクも頭に入れた上で家族計画を立てる必要が出てきます。

 

自分がサロ活を始めた頃、先輩パパさんから「すぐに学資金準備を始めなさい」とアドバイスされたのを覚えています。サロ活は妊活以上にお金がかかりますが、サロ活で貯金が尽きてしまっては、子供が生まれた後に必要な環境を整えてあげることができなくなってしまいます。子供の誕生はスタートであってゴールではないということを、この方は教えてくれました。投資信託積立を始めたのはそれがきっかけです。

 

もし子供を授からなかった場合、気持ちやお金に余裕があれば、パートナーとまだ幸せな老後を築くことが可能でしょう。でも妊活で疲弊してしまったら、そうはいきませんよね。数百万から数千万円の治療費を、ふたりの将来に使うという選択も検討しておく必要があるのではないでしょうか。

 

自分はもし今回子供に恵まれなかった場合、当然再挑戦するつもりでいますが、いつまでやり続けるのかということも漠然と考えています。自分の中ではなんとなく45歳という年齢を区切りと見ています。加えて、里親といった他の選択肢を考えるのか、充実したおひとりさま老後を目指すのか、そうしたバックアッププランも用意しておかないと、最後は自分を不幸にしてされる怖いです。

 

生殖補助医療が発達して、ひと昔前までだったら子供を諦めねければいけない年齢の人が希望を持てるようになったことはとても良いことです。でも、だからと言って妊娠・出産を遅らせるのは考えものです。妊娠適齢期という言葉があるくらいで、やはり30代前半までに子供を産むのが母体にとっても赤ちゃんにとっても良いのではないでしょうか。

 

現在自民党不妊治療の支援拡充を計画していますが、女性が30代後半まで出産を遅らせる原因を取り除くことも必要だと思います。例えば、性教育を見直して、生殖の仕組みならず不妊症についても若いうちから知識を持たせたり、妊娠・出産というライフイベントで女性がキャリアで不利を被らない仕組みの導入です。

 

話が散らかってしまいましたが、言いたかったのは家族計画を始めるのに早過ぎることはないということです。このブログの読者には学生さんもいらっしゃいますが、子供を持つことを遠い未来のことだと思わず、今からできることがないかも是非考えてみてください。30代・40代の方は、タイムリミットや代替案も考えておくことが、将来の子供の有無に関わらず大切になってくるのではないでしょうか。