アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

バナナエンジェル

 

我が子はバナナ大程に成長しました。いつも参考にしている日本超音波医学会が出している「妊娠週数毎の基準値」によると、21週の胎児の体重の中央値は387g。が、うちの子は先週の時点で450gあったので、恐らく今日の時点で500gを超えていると思われます。アップル製品で言うと、11インチのiPad Proより少し重い位ですねニヤニヤ

 

21週の胎児が何らかの理由で生まれてしまった場合、当然まだ身体が完成していないので、外の世界では生きていけない可能性が大きいのですが、残念ながら延命措置はしてもらえません。これは、母体保護法の中で定められている「生育限界」が理由です。生育限界は、妊娠期間がどれくらいあれば生まれてきた赤ちゃんが生きられるのかを示すもので、その週数未満だと赤ちゃんは生きられないとされるようです。

一説によると、体重が500gを超えているかいないかが、生存の境界線になるらしく、大体その体重に達するのが22週であることを考えると、現在の生育限界が22週に設定されているのも納得できます。因みにこの生育限界は過去に見直しが入っていて、サロ活が生まれた頃は24週と定められていて、うちの母親が生まれた頃は28週だったそうです。医療技術の進歩で、助かる命が増えてきているということでしょう。

 

アメリカでそのようなガイドラインがあるかは分かりませんが、大体20週くらいから出産はさせてくれるようです。ただし、22週未満では生存率が低いことに変わりはないですし、NICUの費用が1日100万円とも言われていますから、仮に4ヶ月NICUに入っていたら、5,000万円以上の医療費がかかることになります。だから我が子にはまず22週の壁を、そしてその後も生産期まで1日も長くお腹の中にとどまってほしいです🙏。