アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

徹夜の新生児育児と院内ルール

アメリカ滞在11日目】

病室にふたりいても無駄だからと母をホテルに帰した夜、子供は非常に大人しくしてくれていたんですが、少しでも子供が音を立てると気になってバシネットを除いてしまい、30分くらいしか寝られませんでしたゲッソリ帝王切開で生まれた子は、羊水がまだ胃の中なんかに残っていて、授乳しても吐き戻してしまうことが多いと看護師から言われていたので、それが気道に詰まって窒息の原因にならないか心配だったんですよね。

 

普段は30分睡眠だったら翌日疲れが残るはずなんですが、初めての子育てでアドレナリンが出ているのか、疲労感はそれほどありませんでした。でも流石に2日連続徹夜をする自信がなかったので、2日目は数時間だけ新生児室に預けて仮眠を取ることにしました。おかげで気力も体力も補給することができ、退院日までにやらなければいけなかった出生届・パスポート申請関係のタスクをこなすことができました。

 

代理母とは同じ病棟にいたのですが、フロアが違っていたので、SMSで連絡し合っていました。マッチングしてから臨月を迎えるまでの約15ヶ月よりも、この3日間の方が多くコミュニケーションを取ったと思います。もちろん会いに行こうと思えばいけるんですが、子供をひとり病室に残すことはできないので、新生児室に預けて行くか、もしくは子供と一緒に行かなければいけません。更に、後者の場合、看護婦に付き添ってもらわなければいけませんでした。何故かというと、誘拐防止(❗️)のために子供の足にはセキュリティタグがつけられていて、勝手に他のフロアに行こうとすると、院内に警報がなるようになっていたからなんですポーン

 

出生届とパスポート申請には母親の署名欄があるので、彼女の病室に行ってサインをしてもらおうと考えていたんですが、出産翌日のこの日はまだ痛みと出血が続いているということだったので、次の日まで待つことにしました。