アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

感動の余韻に浸っていられない代理母との対面

アメリカ滞在12日目】

代理母とのついに感動の対面を果たしましたが、彼女は退院準備がありますし、自分も重要なミッションがあるので、いつまでも話を続けている訳にはいきません。そのミッションとは、出生届とパスポート申請書に署名をしてもらうことです。

 

どちらも母親が申請することになっている書類なので、必要事項は自分が記入しますが、署名だけは彼女のものが必要になります。署名し忘れた箇所があると、郊外に住む彼女に会いにいかなければならないので、記入漏れがないか何度もチェックしました。

 

出生届には更に出生証明書の提出を添付する必要があるので、こちらも取得手続きを始めないといけません。代理母に別れを告げ、産院の出生証明書担当部署に連絡をします。出生証明書申請にも代理母の記入欄があるのですが、こちらは既に代理母が記入してくれていたので、あとは自分も署名をして出生証明書担当スタッフに渡せば、彼らが州政府に必要な手続きをしてくれます。

 

ところが、担当部署に連絡をしてもいつも留守電で、今日が退院日だというのに待てど暮らせど連絡が返ってきません。そうこうしているうちに出生証明書オフィスが営業時間外になってしまいました。小児科医による退院検診が終わる時間になっても結局連絡が取れなかったので、最後は看護師に申請書を託して、病院を後にしました。<続>

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