アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

産後検診とアメリカの医療保険制度

アメリカ滞在15日目】

退院後ホテルに戻ってきてから最初の3日間くらいは、睡眠時間が1〜2時間という日が続いて、外出した時以外の記憶があまり残っていません滝汗この日に覚えていることは、帰国に備えて小児科で産後検診をしてもらってきたことくらいですかね。

 

産院は大病院ではありましたが、産後検診は基本的にかかりつけの医者がするようおになっています。妊婦であれば、出産まで診てくれた産科医が小児科医を紹介してくれるのだと思いますが、自分は代理母の産科医とは面識がないので、紹介状などありません。じゃあどうしたかというと、事前にケースマネージャーと相談して、近くの小児科医を探しておいてもらったんです。

 

因みに、日本では診療報酬点数表というものが存在していて、例えば採血をした場合、どこの病院でもかかる医療費は同じになっています。ところがアメリカにはそのような公定価格制度がないので、病院が自由に料金設定をすることができます。

 

保険会社は、被保険者が高額な医療を請求されないよう(ひいては自分たちの利益が損なわれないように)、In-network providerと呼ばれる提携病院・クリニックを選んで、これらの医療機関と予め価格を定めています。それ以外の病院・クリニック(Out-of network provider)ではこうした契約価格がないので、高額な医療費を請求される可能性があります。自分も今回ケースマネージャーから子供病院を紹介してもらった後、新生児保険を買った会社に連絡して、その病院がIn-networkかどうか事前に調べておきました。

 

出産まではケースマネージャーと代理母が主体的に病院選びや診察予約をしてくれるので、自分は出産当日に病院に行けばいいだけでしたが、産後検診は完全にIPの責任です。慣れないアメリカの医療制度だったので、少し手間取りましたが、なんとか電話で予約を入れて、検診当日を迎えることができました。<続>