アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

アメリカ渡航を振り返って

アメリカ行の飛行機に搭乗するのにも陰性証明書が必要になって、(陽性反応だった場合に備えて)余裕を持ってアメリ渡航しなければいけなかったり、日本政府の水際対策により航空便1便あたりの乗客数が規制されて希望日のフライトが予約できなかったり、はたまた帰国直前になって息子が緊急入院してしまったりと、アメリカ滞在が長引く要素が沢山ありました。

 

それでも滞在期間は3週間だったので、当初想定していた最長1ヶ月半というシナリオの半分で済みました。理由は主に2つあって、計画帝王切開になったことと、パスポート取得が予想以上に円滑に進んだことです。冒頭に書いた要因がなかったら、滞在期間は2週間程度で済んでいたかもしれません。

 

それでも今回のアメリカ滞在にはいくつか反省点があって、1つは有給休暇を取らなかったことがあります。アメリカにいながら日本時間で仕事をしていたんですが、子育てに予想以上に時間が取られてしまい、同僚に迷惑をかけてしまったこともありました。授乳って、ただでさえ新生児は飲むスピードが遅いのに加えて、飲んだ後も吐き戻さないか見ていないといけないので、1回につきなんだかんだ1時間位かかるわけです。それが3時間おきにあるわけですから、1日に実に8時間の時間が子供に取られるんですよ。これはもはやフルタイムワークです。

 

もうひとつの反省点は、自分以外の人(母)に子供の世話を任せられなくて、自分で自分に負担をかけ過ぎてしまったことです。何度か手伝ってもらおうとしてはみたものの、「やり方がおかしい」とか「気が利かない」とかイライラしてしまって、どんどん信頼できなくなるという悪循環に陥ってしまいました。ママ友にその話をしたら、彼女もそうだったらしく、親が子供を守ろうとする本能みたいなものなんでしょうかね?

 

あともうひとつ、荷物の面で反省点があります。それは要らないものを持っていき過ぎたことです笑い泣きオムツや粉ミルク、お尻拭きはいくらでも現地調達できるので、日本からは数日分予備で持っていけば十分だと感じました。

 

こんな感じで良い点も悪い点もあったアメリ渡航ですが、子供を日本に連れて帰ってくるという最終目標は達成することができたので、終わり良ければ全て良しですおいでウインク