もう4年以上も前に書かれたものですが、日本における不妊治療に問題提起をしたこんな記事があります。
不妊治療患者数世界一なのに、その治療による出生率が世界最下位。これが日本の不妊治療医のレベルの現実なんですよね。それなのに「当院で50歳の患者さんが卒業しました」とか煽る医者を見ると、その医者のモラルを疑ってしまいます。散々無意味な治療を続けさせて、どうせ最後は年齢のせいにするんですよね?
国が不妊治療に対する補助金を出すこと自体には賛成です。そうすることによって、経済的な理由で治療を諦めてきた人にも門戸が開かれますからね。ただし、低レベルな治療に税金が使われるのは、納税者としては納得がいきません。各クリニックの治療実績を客観的に数値化し、一定の水準に達しないクリニックは補助の対象外にするといったルール作りがあわせて必要だと考えます。