アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

代理母の健康保険①

アメリ国勢調査局の調査よると、フルタイムで働いている人のうち87%が健康保険に加入しているということなのですが、息子を産んでもらった代理母さんは保険未加入でしたし、今エージェントから紹介いただいている代理母さんも未加入です。日本人男性がIPの場合、認知手続きの関係でどうしても未婚(且つ出産育児経験あり)の代理母が必要になりますが、シングルマザーで代理母に応募するような方の場合、サービス業であったり、個人事業主として働く方が多くて、保険の加入率が他の人に比べて低いというのがあるのかもしれません。

 

代理母は妊娠中に妊婦検診があるので、健康保険は欠かせませんが、未加入の場合にはIPが費用負担して健康保険に加入してもらうことになります。健康保険はいくつかオプションがありますが、前回に引き続きオバマケアにしました。オバマケアは、2010年に当時のオバマ大統領が発効した、医療保険制度改革法(Patient Protection and Affordable Care Act)の俗称で、その中心となる国民皆保険制度が、2014年から始まりました。これは民間保険会社が販売する健康保険プランの購入を、全国民に義務付けるというもので、州や郡によっても内容が異なります。

このオバマケア、コスト負担が他の健康保険に比べて低いというメリットがあるのですが、加入するには前年の11月〜12月のOpen Enrollmentと呼ばれる期間中に申込みをしなければなりません。なのでその申込期間を過ぎてしまうと、翌年まで待たなければならず、より高額な健康保険に加入させなければいけなくなってしまうんです。

 

自分がサロ活を再開するにあたり懸念していた点のひとつが、このOpen Enrollmentのことでした。1日でも早く代理母とマッチングしたいという願う一方で、年の途中に代理出産契約をしてしまうと、オバマケアに加入できないからです。昨年12月のマッチングが不成功に終わった時点で、今年のオバマケア加入は諦めて、マッチングも急がないでやろうと思っていました。<続く>