アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

3.11〜代理出産を諦めかけた日

東日本大震災から昨日でもう11年を迎えたんですね。月日が経つのは本当に早いものです。

 

自分は色々な夢を諦めてきたけど、代理出産だけはずっと諦めなかったと以前に書いたことがあったんですが、実は1度だけ心が折れそうになったことがあるんです。それが東日本大震災です。

 

東日本大震災から更に遡ること4年。当時自分はどうしてもやりたいことがあり、起業をしました。ところが翌年にリーマンショックが発生。そこから数年は苦渋をなめる人生を送ることになります。

 

このままではサロ活資金を貯めることはおろか、自分の生活すらままならないと思い、職探しを開始。2011年3月上旬に転職先が決まったばかりでした。ところが今度は東日本大震災が発生。経済は先行き不透明になり、内定をもらっていた仕事が消滅しまったのです。

 

あの時は自分のこれまでの人生の中のどん底で、色々なことに対して悲観的だったのを覚えています。そこから10年かかってしまいましたが、なんとか人生をやり直し、代理出産を通して念願だった子供を授かりました。

 

毎年この時期がくると当時のことを思い出しますが、今年は初めて我が子と3.11のアニバーサリーを迎え、特に感慨深くなりました。東日本大震災にて亡くなられた方のご冥福をお祈りし、多くのものを失った被災者の方々に心よりお見舞い申し上げると共に、自分もこれからの人生粘り強く生きていこうと改めて誓った1日でした。