アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

姉の思い出①

余命宣告されてから24時間もしないうちに天国へ行ってしまった姉。息子が生まれる前は月に1度会う程度だったので、決してすごく仲の良かった姉弟というわけではなかったのですが、この涙は一体どこから出てくるのだろうと驚くほど姉の死後1週間は泣き続けました。

 

姉の余命宣告についてはこちらをご覧ください。

姉は自分よりも3歳年上だったので、小学6年生になるまでは、自分よりも体格的にも精神的にも勝っていて、3人兄弟のボス的存在でした。自分や妹が姉に反抗することはほとんどなかったですし、姉が弦楽器を始めれば自分たちも始め、姉が地元の進学校に通えば、自分たちも当然のように同じ高校を受験しました。

 

↑中央の姉に寄りかかっているのが自分ですw

 

「兄弟の中で常に一番強い立場でなければいけない」もしかしたらそんなプレッシャーを姉は無意識のうちに感じていたのかもしれません。姉がなくなる数日前、相当体が辛かった時も、自分や妹に助けを求めなかったのは、そんな理由なのではないかと思っています。姉の余命宣告を受けた時に医者が言っていたのですが、姉が救急搬送された時には、(食事がしばらく取れていなかったのか)「干からびた状態」だったそうで、それほど容体が悪化していたようです。<続く>