アラフォーゲイの子育て奮闘記

シングルファザーの海外子育て備忘録

恩人の助産師と再会したシンパパ

去年の今頃、代理母が臨月を迎えていました。1ヶ月後にはワンオペ育児が始まる、そのためにも子育ての勉強をしなければいけないと思い、プレ親学級を探していたのですが、どれも母親または母親と父親向けのもので、父親だけが参加できるクラスはありませんでした。

 

そんな時に、LGBTの子育てを支援しているにじいろかぞくさんが、自分のためにプレパパ学級をオンラインで開催してくれたのです!講師になってくださったのは、東京都世田谷区で活動されている岩佐さん。LGBTフレンドリーな助産師さんで、赤ちゃんのバイオリズムから出産準備品のことまで、初めて親になる人が疑問に思っていることを丁寧に教えてくれました。

 

岩佐さんのお陰で、新米パパの自分もどうにかこの11ヶ月息子を育てることができた訳ですが、自分以外にも同じような悩みを抱えているLGBTがいるに違いないと思い、にじいろかぞくさんに掛け合い、1年ぶりにプレ親学級を開催してもらいました!自分は今回はモデレーターとしての参加です。

 

1年ぶりに聞く岩佐さんの講義は去年と同じ内容でしたが、自分が実際に子育てを経験したこともあり、去年以上に腹落ちすることが沢山ありました。出産前はイメージが湧きづらいこともありますが、事前に聞いておくことで、後々助けられたこともいくつかありました。

 

実は岩佐さん以外にも東京にはLGBTフレンドリーな助産師がいらっしゃって、今年4月に行われた東京レインボーパレードに10名の助産師が出場してくれました。誰しも出産は不安なものです。社会から孤立しがちなLGBT当事者にとっては、更に不安が大きくなるかもしれないので、彼女たちのように安心して話せる助産師さんの存在はとても重要です。

 

岩佐さんの情報が載っている東京助産師会のホームページリンクを貼っておくので、今後出産予定のLGBT当事者の方は参考にしてみてください。