アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

Sさん家族と会った時に同席していた妹から聞いたのですが、「お兄ちゃんに子供が産まれてから家族がよく集まるようになったね」と姉と妹が話したことがあったそうです。確かに、子供が産まれる前は年に数回程度会うだけの関係だったのが、母も姉も月1ではうちに来るようになりましたし、妹に限って言えばほぼ毎週末来てくれています。

 

20年早く代理出産をしていたら、姉が最初に甲状腺疾患を患った時からもっとコミュニケーションが取れて、定期検診を受けたのか確認したり、相談相手になってあげられたのかな。時計の針を20年前に戻せるなら、代理出産に関係なく、姉と沢山話をしたいです。今更こんなことを考えても遅いのは十分承知しているんですけどね・・・。

 

因みに、姉と妹が冒頭の話をしていたのは、姉が亡くなるほんの数ヶ月前の話で、その時に姉はまだ結婚を諦めていないということを妹に伝えたようです。姉はもっと長生きしてやりたいことがあったのだと思います。最初に癌を告知されてから10年間、姉がどんな気持ちで生きてきたのか、知りたいことが沢山あります。<完>