アラフォーゲイの子育て奮闘記

シングルファザーの海外子育て備忘録

何度も不法滞在しかけたシングルファザー

1歳の息子を連れて海外移住したワンオペシングルファザーのサロカツです🙇🏻‍♂️

 

自分の再就職よりも息子の教育を優先して、海外生活を継続することにしたことは昨日お話しました。

 

今までは自分が就労ビザ、息子はそれに紐づく家族ビザで現地に滞在していましたが、失業と同時に就労ビザも家族ビザも失効するので、すぐにビザを切り替える必要がありました。

 

今度は息子に学生ビザを、自分はそれに紐づく保護者ビザを取る予定で、会社を辞める前から準備を進めていれば、円滑にビザの切り替えができるはずでした。でも自分が急に仕事を辞める決心をしてしまったので、就労ビザ失効前にビザ切替の準備をしている余裕がなく、このままでは不法滞在になってしまうという状況でした。

 

そこで1度出国して、観光ビザで再入国することにしました。それが5月の一時帰国です。

せっかく日本に帰るのであれば1週間位ゆっくりしたかったのですが、学校もまだありましたし、ホテル代もかかるので、1泊2日と言う弾丸スケジュールで帰ってきました。

 

観光ビザは就労ビザと違って短期です。その間に学生ビザと保護者ビザに切り替えをするつもりだったのですが、ここで問題発生。まずビザ申請のためには息子が8月から通う予定の学校から推薦状が必要だったのですが、担当者が繁忙期ですぐには対応できないとのこと。更に、来年分の授業料を納めていることが推薦状発行の条件なのですが、5月末時点でまだ請求書が来ていませんでした。

 

そうこうしているうちに観光ビザの有効期限を迎えてしまいました。観光ビザが切れる度に出国をするのは体力的にも経済的にも大変なので、移民局でビザ延長手続きして、なんとか不法滞在を免れました。(たまたまナーサリーが休みの日だったので助かりました。)

 

ところが今度は長期の海外出張が入ってしまったり、学費が振り込めない(=推薦状が書いてもらえない)という事態が発生しました。

 

出張から帰ってきてなんとか学費を納めたものの、その時点で残された時間は2週間を切っていました。これからビザ申請をするにはあまりにも日程が厳しいです。

 

結局もう一度日本へ帰国してビザ申請するほかありませんでした。偶然にも、延長した観光ビザの有効期限が息子のサマーキャンプ終了日翌日だったので、サマーキャンプは最後まで参加させ、その翌日に日本へ帰国することができました。(サマーキャンプには1日当たり1万円を事前に支払っていたので、1日も無駄にしたくなかったのですおいでニヤニヤ

 

この2ヶ月で、実に3回もビザ失効目前という場面を迎えたわけですが、自分の計画性の無さを反省すると同時に、なんとか帳尻を合わせることができて良かったとホッとしています。