1歳の息子を連れて海外移住したワンオペシングルファザーのサロカツです🙇🏻♂️
家庭では日本語教育を徹底しているつもりの我が家ですが、日本人がほとんどいないインター幼稚園が始まり、英語と接する機会が増えてきたからか、「パパはこのplace(場所)にいて」や「僕はtime(時間)がないから」というように日本語と英語を混ぜて話すことが、ごく稀にですが出てきました。
話し相手がバイリンガルであればいいのですが、英語もしくは日本語しか分からない人だと、こうしたコードスイッチはコミュニケーションの質を下げてしまいます。日本語は日本語だけできちんと話せるようになってほしいという思いから、日本語の読み聞かせに力を入れ始めました。
ただ3歳児のための本選びがなかなか難しくて、文字ばかりだと興味を持ってくれませんし、絵ばかりだと語彙や言い回しが増えません。だから絵と文字数のバランスが取れた本に出会えると、まるで宝くじに当たったかのように嬉しい気分になります
今回巡り会えた素敵な本は、こいでたん・やすこ夫妻の「とんとんとめてくださいな」です。色鉛筆で描いたような可愛い動物のイラストと、起承転結がしっかりしている分かりやすいストーリーで、3歳児でもぐんぐんと引き込まれる内容となっています。
この本を初めて読む直前に、息子はマッシュルームスープを飲んでいたのですが、途中で飽きてしまったのか、半分以上残していました。で、この本の中で、一見強面の熊が他の動物にシチューを振る舞う場面があったのですが、それを見て息子は自分も本の中のキャラクターと一緒に食事をしたいと思ったのか、食卓に戻り、一気に残りのスープを飲んだという微笑ましいエピソードがありますそれだけ物語に惹き込まれたのでしょうね。
この本は4冊シリーズのひとつで、息子は全冊一気に読んだばかりか、2回ずつ読まされて大変でしたでもこうやって良書に巡り逢えると、息子が本好きになってくれるので、とても感謝しています。
|
|
|
|