アラフォーゲイの子育て奮闘記

シングルファザーの海外子育て備忘録

子供にわざわざ中国語を学ばせる理由

1歳の息子を連れて海外移住したワンオペシングルファザーのサロカツです🙇🏻‍♂️

 

 

息子に中国語を習わせているというと、十中八九「何故?」と聞かれるので、今日はその理由を改めて言語化してみました。

 

①子供の興味を探る

正直、英語と日本語が話せれば生きていけると思っているので、中国語に強いこだわりはありません。息子が辞めたいと言えばすぐに辞めさせるつもりですおいでニヤニヤただ、親の役目のひとつは「子供の好きを見つけて、それを伸ばしてあげること」だと考えているので、中国語や中国文化に興味があるかを見極めたいというのが一番大きな理由です。

 

②脳機能を向上させる

子供の興味を知りたいなら言語である必要はないじゃないかと思いますが、エジンバラ大学(イギリス)の研究によると、外国語を学んだ人はそうでない人に比べて、学力・記憶力・情報処理の速さなどが総じて高いことが分かり、3ヵ国語を話せる人の方が、2ヵ国語を話せる人よりも更に結果が良かったそうです。また、ルンド大学(スウェーデン)が、語学の学習によって、脳の構造そのものにも変化が起きたことも確認され、語学以外の勉強をさせたグループと比べて、海馬や大脳皮質が発達していたということです。

 

③親も学習経験がある

スペイン語やフランス語など、他にも人気のある言語がある中で、なぜ中国語なのかということなんですが、ひとつは自分自身も学習経験があるからです。子供に外国語を学ばせようとすると、教材や学校を吟味する時にも、家庭で学習補助(読み聞かせ、質問対応等)する時にも、ある程度その言語の理解が必要ですよね。国際結婚していてパートナーが外国語を話す、あるいは経済力があって家庭教師を雇えるというような特殊な環境にあるならば別ですが、うちは残念ながらそうではないので、親の自分がある程度子供の学習をサポートしてあげなければなりません。

 

④視野を広げる

現代の国際化した社会では、英語が話せれば大抵の情報は入ってきます。でも通訳や翻訳を通すと、どうしても訳者の思想が入って、多少なりとも偏りが出てしまう可能性があります。中国のように政治的に敏感な国であれば、その傾向は一層高まることが容易に想像できます。また、今後優秀な中国人が増えるにつれて、学習やビジネスの場で中国人と接する機会があるかもしれません。情報発信者の原文を理解できることが、多角的に物事を見る目を養うことや他者理解に繋がると考えているので、敢えて中国語を選びました。

 

冒頭でも触れましたが、大前提として子供に楽しんでもらいたいという思いがあります。だから強要はしませんし、○歳までに検定試験に合格みたいな目標も立てません。ただ、子供に学びたいという意志があるなら、それを実現する環境作りは可能な限りしていくつもりです。

 

↓漢字という複雑な文字しか持たない中国語を、中国人の子供がどうやって学ぶのかを理解して、おうち中国語の参考にしていますウインク

 

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