1歳の息子を連れて海外移住したワンオペシングルファザーのサロカツです🙇🏻♂️
自分は人より転職回数が多くて、現在人生7回目の転職活動中です
日本でも職業観が変わってきて、転職は決して珍しいことではなくなってきていますが、労働政策研究・研修機構の調査によると、日本人の一生涯の平均転職回数は、男性で2.89社、女性で3.03社、全体で3回となっているので、自分は転職回数が多い部類に入ります。
類は友を呼ぶのか、自分の周りにも比較的転職回数が多い知り合いが多いので、自分の感覚が麻痺してしまっているということもあります
自分は転職のメリットもデメリットも経験してきたので、肯定も否定もしませんが、一部のエリート層や専門職を除いて確実に言えることは、40歳を過ぎたあたりから難しくなるということです。
なまじ歳を重ねてしまっているから中途半端なポジションでは雇えない(=人件費がかかる)し、かといって、仮にエントリーポジションだとしても、まだまだ伸びしろがあって変に染まっていない若い人を雇いたいというのが企業の本音でしょう。
更に、自分のように転職回数が多いと、要注意人物フラグが立ってしまい、それだけで書類選考に落ちることも増えてきます。大幅な給与アップを提示されたというような明白な理由があったとしても、それだけでは「こいつは金で釣られるやつだ」と思われて、余計に印象が悪くなる可能性もあるので、自分のキャリアに対する考え方なども交えて、整合性の取れた説明ができないと苦戦するのは必至です。
今回は、報酬水準の高い外資から低い日系への転職活動なので、相手企業としては「なぜうちに?」という疑問が真っ先にきたはずです。当然ですが、「リモートワークできる仕事がしたいからです」とは口が裂けても言えないので、自分のキャリアの方向性がぶれていないこと、それが転職により達成できる可能性が高くなること、そして相手企業にとってもメリットが生まれることを論理立てて説明しています。
40代前半までは、転職エージェントから頻繁に案件紹介があったので、まだまだキャリアはどうにでもなるという根拠のない自信があったのですが、最近は案件紹介もめっきり減ってきて、将来への不安をリアルに感じるようになりました。
子供ができて職業観が変わったのも、アラフィフの転職活動で感じている変化のひとつです。これまでは自己実現とか報酬を第一に考えていましたが、今は正直息子の教育の優先順位が一番高くなりました。給与が下がってでも今のライフスタイルを維持できる仕事を探そうとしているのはそのためです。
取り留めのない内容になってしまいましたが、伝えたかったのは、複雑な想いを抱えながら、今回の転職活動に臨んでいるということです。