アラフォーゲイの子育て奮闘記

シングルファザーの海外子育て備忘録

アラフィフシンパパが大学院を目指す理由

1歳の息子を連れて海外移住したワンオペシングルファザーのサロカツです🙇🏻‍♂️

 

新年の抱負に掲げたように、今年は大学院進学を目指しています。

 

大学院進学は20代の時にも考えていて貯金もしていましたが、そのお金を起業するのに使ってしまい、諦めたという経緯があります。

 

その後も大学院で勉強したいという思いはあったのですが、貯金がないことやキャリアが中断されることを言い訳にして、ずるずると40代後半を迎えてしまいました。

 

今は守るべき家族ができ、仕事を辞めてまで学校に戻るというのはリスクを伴います。それでも大学院進学を目指すのには3つの理由があります。

 

①知的好奇心

若い頃は自分のやりたいことをまだ模索していたので、何を知りたいのかも分かっていませんでした。でも20年の人生経験を経て自分の方向性が明確になってくると、これを知りたい、あれを知りたいと、知的好奇心が膨らんできたのです。

 

書籍やオンライン学習で得られる知識も今では沢山あります。でも自分は行動にムラがあるので、誰かにペースメーカーになってもら話ないとなかなか学習が進みません。通学制の大学院には、短期間で効率良く系統立てて学習したり、他の学生から刺激を受けられるといったメリットがあるので、ひとりで勉強するよりも自分に合っていると考えました。

 

労働市場での価値

近年、テクノロジーの進化や産業構造の変化によって、労働市場で求められているスキルがどんどん変わってきています。

 

自分が社会人になりたての頃は、英語とWord・Excel・Power Pointが使えればある程度仕事がこなせました。でも今はプログラミングやデータ分析といったスキルがないと付加価値は生み出せません。

 

シングルファザーとして一馬力で子育てをしていくためには、自分の市場価値を高めて年収を高めていくことが必須です。新しいスキルを身につけることが、その手段のひとつになるのではと期待しています。。

 

③子供への見本

「子供の好きを見つけて、それを伸ばしてあげること」が親の役目のひとつだと考えていますが、それは自分に対しても同じです。自分のやりたいことがせっかく見つかったなら、年齢やお金を言い訳にせず、それを可能な限り極めることが大切です。

 

そしてそれを自ら実践することで、息子にも「学びは人のためにするものではなく自分のためにするものだ」とロールモデルを提供できるのではないかと考えています。

 

この3つが大学院進学を目指す理由ですが、今勤めている会社に失望してしまったことも動機づけのひとつとなりました。

 

今まではベンチャー気質で自由な社風だったのが、株主が変わってから経営陣が数値管理に悪い意味で走り出し、職責や出社規定に関しても自由度がなくなってしまいました。

 

この会社に勤め続けるのはストレスがかかるし、そんな思いまでして残ったところで、新しい経験やスキルを身につける機会は限られると判断して、昨年秋についに一念発起して大学院に出願しました。<続く>