アラフォーゲイの子育て奮闘記

シングルファザーの海外子育て備忘録

インターならではの授業

1歳の息子を連れて海外移住したワンオペシングルファザーのサロカツです🙇🏻‍♂️

 

昨日息子が幼稚園で人生初のShow and Tellに挑戦しました。

 

「Show and Tell(ショー・アンド・テル)」とは、主に英語圏の幼稚園や小学校で、子どもたちが自分の好きな物や特別な物をクラスに持ってきて、それについて説明する活動です。

 

子どもたちが人前で自分の意見を伝えるスキルを養うことが目的で、事前に選んだ持ち物(おもちゃ、写真、本など)をクラスに持ってきて、その持ち物を見せながら、なぜその物を選んだのか、どこで手に入れたのか、どんな思いがあるのかなどを説明します。

 

Show and Tellをやると伝えられたのは1週間前。家庭で英語を話しているクラスメイトにしてみれば朝飯前のことなんでしょうが、普段家庭内では日本語しか話さず、インター幼稚園に通い始めてまだ7ヶ月うちの息子にとっては、少々ハードルが高いのではないかと心配でした。

 

かといって親が「ああやれ、こうやれ」と教えたのでは、自分の意見を伝えるという目的に反してしまいますし、そもそも平日は離れて暮らしているので、教えたくてもうまく教えられません。Show and Tellが何なのかと、自分の一番好きな荷物を持っていくようにとだけアドバイスをして、あとは息子に任せることにしました。

 

そして当日。

 

 

連絡帳アプリで送られてきた写真を見ると、最初は顔がこわばっていて、息子の緊張が伝わってきました。でも後半に笑顔も出て居たので、まあまあうまくいったのかなと想像していました。

 

念のため先生に様子を聞いてみたところ、最初は照れた様子だったけれど、後半は自信を持って発表できたとのことでした。

 

日本の義務教育の中ではShow and Tellは一般的ではありませんし、自分が年少の頃の記憶を辿ってみても、このような発表をした覚えはありません。どちらかと言うと先生の話をきちんと聞くことが重視されていたかと思います。

 

Show and Tellのような訓練を幼少期からさせられていることは、英語圏の人が(内容はどうであれ)堂々と自分の意見を伝えられるる理由のひとつになっているはずなので、日本の義務教育でも取り入れてはどうでしょうか。