1歳の息子を連れて海外移住したワンオペシングルファザーのサロカツです🙇🏻♂️
アメリカの大学に入学する際には、予防接種歴や健康診断書の提出が求められます。理由は、教室や寮で伝染病の集団感染が広がらないようにすることと、世界各国から集まる留学生がその国々で流行している病気が持ち込まれないようにするためです。
州や大学によって求められる予防接種の種類は異なりますが、MMR(麻疹・おたふく風邪・風疹)は多くの州で要求され、ワクチン別に必要な回数が決まっています。自分が通う大学では、この他にも水痘、ジフテリア、百日咳、破傷風の接種が義務付けられていて、それに加えて結核検査の陰性証明書が求められています。
現地の保育園に入園予定の息子にも同じ条件が求められていますが、幸い日本の自治体が公費で実施している定期接種で全てカバーできたので、かかりつけの医者に英文証明書を書いてもらうだけで済み、かかった費用は5,500円でした。
ところが自分の場合には事情が違います。そもそも自分が予防接種を受けた40年前と現在では基準が違っていて、おたふく風邪や風疹は含まれていませんでした。そこで、まずは抗体検査を受けて、必要に応じて追加で予防接種を受けなければいけないのですが、なんと抗体検査と診断書費用で4万円もかかりました
検査結果は来週出る予定ですが、もし追加で予防接種が必要となったら、自費診療になるので、1本あたり数千円かかる見込みです。

必要な証明書の提出が遅れると、罰金が課されるだけでなく、履修登録ができないなどの不便が生じるので、できるだけ早く準備を進めないといけなかったのですが、時間管理が苦手というADHDの特性のせいで、アメリカ渡航前の今になって慌ててやり始めた自分です

抗体検査の結果にもよりますが、恐らく一部の予防接種は出発前にできないので、アメリカに着いてから現地のクリニックで受けることになりそうです。
因みに、息子が通う予定の保育園では、保護者に対しても予防接種歴と健康診断書の提出が義務付けられていて、それがないと保育園のイベントに参加させてもらえません。ですから、仮に大学院に入学しなかったとしても、予防接種は避けられませんでした。個人主義が徹底しているアメリカでは、予防接種を拒否している人が多いというイメージがありましたが、調べてみると意外にも日本より接種率は高いそうです<続く>