アラフォーゲイの子育て奮闘記

シングルファザーの海外子育て備忘録

アメリカの算数教室に失望した話

3歳の息子を連れて海外留学したワンオペシングルファザーのサロカツです🙇🏻‍♂️

 

レンタル家具とIKEAのお陰でアメリカ到着後すぐに普通の生活ができるようになった訳ですが、次に整えなければいけなかったのが息子の教育環境です。

 

保育園に関しては、近所にある園に入園することが決まっていたので問題はないのですが、悩んでいたのは習い事です。渡米前から色々と情報を集めていましたが、なかなか理想の教室を見つけることができないでいました。

アメリカに到着した翌日、早速気になっていた算数教室2つを見学してきました。

 

1つは日本人に馴染みのあるKUMONで、算数の他にも日本の国語に当たるReadingを学ぶことができます。実は自分はKUMONの勉強方法には懐疑的です。勉強習慣が身に付いたり計算能力が上がるという効果はあるかもしれませんが、批判的思考力を鍛えたり算数の面白さを見つけることが期待できないからです。

 

教室の雰囲気は日本とほぼ同じで、小学生と思しき子供たちが静かにプリントに取り組んでいました。普段は騒がしそうなアメリカ人の子供たちが黙って机に座っている光景は異様でしたニヤニヤ

 

塾長からKUMONの簡単な説明を受けた後、10分程度の算数とReadingのアセスメントが行われて、最後に入塾する場合に必要な書類を渡されました。椅子に座って静かにプリントを解くことができれば特に年齢制限はないようで、見学に行った時も、息子と同じ3歳児が勉強していました。

 

算数に関しては家でも教えているので息子の能力は把握していましたが、意外だったのがReading。アルファベットを書けるのは知っていましたが、dogやhouseといった簡単な単語も読めていることが分かりました。

 

2つ目に見学したのは算数と数学に特化している教室で、解いたプリントを先生に見てもらうという意味ではKUMONに似ていますが、塾の教材以外にも学校の宿題などを持ち込んでも良かったり、先生がただ採点するだけでなく色々と教えてくれる(でもマンツーマンではない)ので、KUMONの上位互換といった位置付けです。

 

また、個人レッスンも提供していて、実際息子の場合は年齢が低すぎるので、通常のKUMON型ではなく個人レッスンを勧められていました。

 

アセスメントもKUMONNより高度で、KUMONでは数字が読み書きできるかだけを確認されましたが、こちらの教室では足し算・引き算や、「2, 4, ○, 8, 10 」のような空欄を埋める問題を解かされました。

 

結果から言うと残念ながら入塾はできないという判定でした。理由は、算数の能力が足りないからではなく、問題文を自力で読む読解力がまだないのと、30分間集中力を維持することができないからですチーン

 

一般的な学習塾はやはり小学生以上が対象のようです。今まで通っていた教室は、未就学児も対象にしていたので、おもちゃを使いながら楽しく教えてくれ、息子は1時間にレッスンでも集中できていましたが、アメリカ(少なくとも今いる町)には似たような教室はなさそうです笑い泣き

 

↑今月上旬まで通っていた算数教室では加数分解もこんな感じで遊びを通して教えてくれていました