アラフォーゲイの子育て奮闘記

シングルファザーの海外子育て備忘録

アメリカで子育てするなら日本人の価値観は捨てるべき?

4歳の息子を連れてアメリカに大学院留学しているワンオペシングルファザーのサロカツです🙇🏻‍♂️

 
日曜日は息子の習い事の後に児童公園に連れて行くことが多いのですが、先週はとても驚いたことがありました。
 
息子がある遊具の順番待ちをしていて、やっと自分の番が来て座ろうとしたら、さっきまで使っていた子が戻ってきて、席を取ってしまったのです?
 
その子の親がすぐ近いにいたのですが、子供を制止するどころか、「少しだけ使わせてあげていいですか」って聞いて自分に聞いてきたんです。
 
あまりの不意打ちにこちらは言葉が出ず、遊具をとられてしまい悲しそうな顔をしている息子の横で、ただ呆然と立っていることしかできませんでした。日本で同じような場面に遭遇したら、恐らく相手の親が子供に「あなたはもう十分遊んだんだからお友達に譲ってあげなさい」と言うと思います。
 
実は同じようなことが別の公園でも起こったことがあって、相手の子供が息子と同じ保育園に通い、しかも隣に住んでいるということもあって、あまり波風を立てないように注意しなかったんですね。
 
英語に"Sharing is caring"というモノを共有することの美徳を表す表現がありますが、アメリカ人の保護者がそんな言葉を使っているのは一度も聞いたことがありません。むしろ、「友達におもちゃを貸したくないならちゃんとそのように言いなさい」と注意している親を見たくらいです。
 
そういう教育を幼少時から受けてきたら自己主張が強くなるのも当然ですよね。逆に日本人は自己主張しなさ過ぎなので、アメリカ人のそういう一面を羨ましく感じながらも、自分は日本人の価値観の良さも知っているので、アメリカ式のやり方を完全に真似するのには抵抗があります。
 
そんなことを考えていたら今週になってからまた似たようなことが起きて、今度は顔見知りの子供が息子がおやつを食べているのを見てそれをせがんできたんです。息子は特に嫌がっていなかったので、最初の2日間は何も言わずに食べさせていましたが、3日目になってその子供たちがまた「おやつないの?」と聞いてきた時は、「今日は持ってきてないよ」と嘘をつきました。
 
「それなら家に帰って取ってきて」と言い返してきたので、呆れて別の公園に移動しました。自分がおやつを持ってきたのを知っていた息子は、なんで友達にあげないのと質問してきました。共有することの大切さを否定したくはなかったので、「いつもおやつを分けてあげてとても優しいね。でもアレルギーを持っているお友達がいるかもしれないから、その子の親の許可をもらうまでは無闇矢鱈にあげたらだめなんだよ」と答えました。
 
息子はおもちゃでもおやつでも友達がほしいと言えばいつも分けてあげていてとても素晴らしいと思います。保育園の先生からも同じように褒めていただきました。一方で、きちんと自分の意見を言える人間になってほしいとも考えているので、どうさじ加減をしていけばいいのか悩んでいます。