4歳の息子を連れてアメリカに大学院留学しているワンオペシングルファザーのサロカツです🙇🏻♂️
京都男児遺体遺棄事件について、昨日日本社会の問題ではないかと触れましたが、これがアメリカだったらどうなっていたのかを想定してみました。
現在も警察による捜査が続いていて、確定していない情報も含まれますが、これまでに警察や公式機関が発表・裏付けた事実、および報道されている周囲の目撃証言が事実だったと仮定します。
まず、養父が公共の場で激しく叱責したり暴力を振るっていたとすると、アメリカでは目撃した市民や学校職員が即座に警察またはCPS(Child Protective Services:児童保護局)へ通報することが一般的です。
通報を受けたCPSは、通常24時間〜72時間以内に調査を開始し、身体的な暴力が確認される、あるいは差し迫った危険があると判断された場合、親の同意なく子供を緊急一時保護し、里親Foster Careや親族のもとへ避難させることが可能です。因みに、激しい叱責も心理的虐待として調査対象となり、改善が見られない場合は親の親権を制限する法的措置が取られます。
今回の事件で、日本の警察が虐待の通報記録がなかったと発表していますが、アメリカのシステムでは周囲の沈黙も違法とされていて、通報義務があるため、暴力が放置される可能性は日本より低いと言えます。
結論として、もし今回の事件で報道されているような周囲へのSOSや公の場での虐待が事実であれば、アメリカでは警察よりも先にCPSが少年を保護し、物理的に子供を容疑者から引き離していた可能性が極めて高いと考えられます。
アメリカでも、子供を預かった里親による虐待が報告されているので、決して完璧な制度ではありません。でも、日本もアメリカのように通報制度やその後の対応の厳格化を検討しても良いのではないでしょうか。
子供の虐待をした人が責められるのは当然ですが、それだけでは虐待は減りません。社会の仕組みを変えていくことも必要です。
