アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

代理出産の成功に欠かせないもの

家系図のイラスト

 

「サロ活に必要なものトップ3は何ですか?」と聞かれたら、1番目にお金、2番目に信頼できるサロガシーエージェントと答えます。ここまでは想像通りかと思いますが、3番目は何だと思いますか?

 

それは家族(親・兄弟姉妹・親戚)からのサポートです。サロ活を考えている人の中には、家族にカミングアウトしていなく、今後もしないまま代理出産をしようとしている人もいるでしょう。そういう人は少し考えてみてください。

 

例えば、代理母が妊娠中に自分が事故に遭って死亡してしまった場合どうしますか?代理出産契約ではそのような理由による中絶はできないことになっています。その場合、法定代理人に子供の親権が(少なくともアメリカ国内では)移ることになるので、そのような人を予め指定しておかなければならないのです。パートナーに法定代理人になってもらうという選択肢もありますが、そのパートナーも事故に巻き込まれた場合も想定して、さらに別の人を法定代理人として指名しておかなければなりません。

 

その場合親族を指名することになると思いますが、親兄弟や親戚と普段から良好な関係を築いていないと、法定代理人になってもらえない可能性があります。また、なんとか無事子供を連れて日本に帰国した後だって、何が起こるか分かりません。子供に遺産を残しておくことは勿論大事ですが、お金だけあっても子育てはできません。親族に子供を託すことになりますが、任された親族の人生にも多大な影響を与える一大事ですから、事前によく話し合っておこなければなりません。

 

サロ活の相談に乗ると、親族には言わないでやるつもりだという人もたまにいるんですが、よく考えるようにアドバイスしています。そんな自分も近々家族会議を開いて、もしものことがあった時の場合のことを相談する予定です。