アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

2019-01-01から1年間の記事一覧

マチュピチュなう

ついに念願のマチュピチュへやって来たサロカツ(@sarokatsu)です。マチュピチュの標高は2,430メートルなので、富士山でいうと大体5合目。高山病になる標高ではないのですが、マチュピチュに来る前に立ち寄ったクスコが標高3,400メートル地点(富士山8合目…

ペルーなう

イグアス(ブラジル)から移動してペルーの首都リマへやってきたサロカツ(@sarokatsu)です。子供の頃テレビで観たナスカの地上絵をセスナ機から鑑賞。一番有名な写真の「ハチドリ」が長さ約100メートル。中には300メートル近い地上絵もあって驚きです。 自…

ブラジルなう

一足先に年末年始休暇に入り、南米にやってきたサロカツ(@sarokatsu)です。ただいまブラジルで、コルコドーバの丘やイグアスの滝といったお決まりの観光地を巡っています。ブラジルには3年前に仕事で行くチャンスがあったのですが、自分が転職を決めていた…

公序良俗

子供の国籍取得を調べている時に久々に目にした「公序良俗違反」という言葉。なんとなく意味を分かっているつもりでしたが、改めて調べてみました。 民法第90条に規定されている「公の秩序又は善良の風俗に反する事項を目的とする法律行為は、無効とする」を…

日本国籍取得〈基礎編〉

法務局国籍課職員と相談させていただいたことにより、こでまで漠然と考えていた子供の日本国籍取得について少し整理できたので、ここで一旦まとめておきます。話を一般化するため、代理出産依頼人を日本人夫婦と想定します。 国籍法では出生、届出、帰化のい…

子供の国籍④

生まれてくる子供の国籍取得について、法務局国籍課に直接相談してきたサロカツ(@sarokatsu)です。結論は出ませんでしたが、今後の指針を得られた点は良かったです。 因みに、法務局国籍課は、本来であれば個人からの相談は原則受けておらず、自分のケース…

子供の国籍③

在米日本国総領事館に勧められた通り、本籍地役場に相談に行ってきたサロカツ(@sarokatsu)です。覚悟はしていましたが、極めて稀なケースなので、区役所員が慌てているのがよく分かります。最初に自宅近くの支所に行ったのですが、そこの所員では自信を持…

スペイン語

来週からの南米旅行に備えてスペイン語の勉強を始めたサロカツ(@sarokatsu)です。以前スペイン人と日本人のハーフの子と付き合っていた時には勉強しようと思ったことがなかったくせに、必要は発明の母とはよく言ったもので、現地のレストランや観光地で困…

子供の国籍②

在米国日本国総領事館に問い合わせていた代理母出産で生まれた子供の国籍の件ですが、予想以上に早く連絡が返ってきました。論点は代理母が既婚者の場合であっても胎児認知ができるのかということだったのですが、最終的に各種届出の受理をする本籍地役場に…

卵子提供者候補とビデオ面談

卵子ドナー候補とのビデオ面談がありました。必須ではないのですが、双方が希望すれば卵子ドナーエージェントが仲介して、お互い自己紹介したり相手に質問する機会を設けてくれます。 これまで100人以上の卵子ドナーのプロフィールを見てきましたが、ご縁を…

3度目の正直?

サロガシーエージェンシーのコーディネーターとからは週1のスカイプコールを通じて進捗報告をもらっているのですが、今週のコールにはもう1人代理母採用担当が参加していました。初めてのことだったので理由を尋ねたところ、3人目のGC候補が見つかり、しかも…

差別と教養

3日坊主の割には中国語オンラインレッスンが1ヶ月以上続いているサロカツ(@sarokatsu)です。毎回好きな先生を選ぶことができるのですが、自分はいつも同じ先生にレッスンをお願いしています。 この先生の良いところは、レッスンの半分を意図的に世間話に費…

女性視点

昨日は4年前に男の子を出産して、仕事と育児を両立している友達と会ってきました。彼女は体外受精を経験しているので、プライベートなことで恐縮だとは思いつつも色々質問させてもらいましたが、嫌な顔せずに疑問の一つ一つに答えてくれました。 例えば採卵…

台湾でサロ活したいわん

アメリカにゲイ男性が子供を持つことを支援するMen Having Babyes(通常MHB)という団体があるのですが、来年3月に台湾で2日間のイベントを行うようです。 https://www.menhavingbabies.org/surrogacy-seminars/taipei/ 実際にサロガシーを経験した当事者や…

卵子提供者サーチ再開⑤

昨日卵子ドナーエージェント経由でドナー候補の女性から連絡があり、授業を欠席してもビデオで振替授業を受けられることが分かったらしく、採卵を4月に前倒しすることもできるということでした。6月まで待つことを覚悟していた自分にとっては朗報です。 早速…

卵子提供者サーチ再開④

代理母探しが難航している一方で、卵子ドナーの話はトントン拍子に進んでいます。今日もエージェントから連絡があって、卵子ドナーとのビデオ会議を設定するので、都合を聞かせてほしいということでした。 代理母の方は、当初サロガシーエージェントから平均…

卵子提供者サーチ再開③

来年6月まで採卵ができない卵子提供者ですが、彼女にお願いする覚悟を決めたので、エージェントにその旨伝えました。自分の将来の子供の生物学的な母親を選ぶことになるので、決断を下すのに1週間迷いました。その間、他にもっと良い卵子提供者がいるんじゃ…

中国語脳

中国語の勉強を再開したことは前回お伝えしましたが、毎日ほぼ欠かさず1時間レッスンを受けているせいか、少しずつ脳が中国語に慣れてきたような気がします。勿論まだまだ勉強が足りなくて、言いたいことの1割も表現できないレベルなんですが、この間成長を…

早起きの理由

これまで夜型人間だったサロカツ(@sarokatsu)です。朝は本当に苦手で、夜1時に寝て、朝8時半頃起きるような生活が続いていたのですが、ここ1ヶ月でそれが変わって来ていて、夜12時前には就寝して、朝6時に起きるようになりました。その理由は・・・ ズバリ…

年末年始の旅行計画

3度の飯よりも旅行が大好きなサロカツ(@sarokatsu)です。去年の年末は転職で忙しくて旅行に行けなかったので、今年は早めに(といってももう1か月前ですが)計画を立てています。 行先は南米!直行便がなく、行くだけでほぼ丸一日かかってしまうので、今ま…

卵子提供者サーチ再開②

せっかく見つけた卵子提供者候補でしたが、学業のため来年6月までは他の都市に行くことができないとドナーマッチング団体に言われてしまいました。パー子先生に相談したところ、ドナーの地元のクリニックと連携したり、週末を利用して可能な限り短期間で採卵…

低糖質ダイエット開始

やはり40を過ぎると老化が急に進むのか、今年に入ってから体脂肪率が増えてきているサロカツ(@sarokatsu)です。過去3年間平均11.6%に保ってきた体脂肪率が、今月中旬についに15%を超えてしまいました。採精するのに精力も必要と言い訳をして、好きなものを…

卵子提供者サーチ再開①

採精とGCマッチングに気を取られていて、卵子提供者探しをなおざりにしていたサロカツ(@sarokatsu)です。 パー子先生のクリニックにも、卵子提供者が数十人単位で登録されているのですが、良い巡り合わせがなく、サロガシーエージェントから紹介されていた…

代理母エージェントの選び方

サロ活を始めて9ヶ月が経ったサロカツ(@sarokatsu)です。代理母マッチングまであともう少しというところまできていて、代理母エージェントとの連絡も活発になっています。今日はそんなエージェントの選び方について自分の考えを書いてみたいと思います。 …

グローバルエントリー

今回採精のため渡米した際ついでにやってきたことがあります。それはグローバルエントリープログラムの面接です。グローバルエントリーは日本人には馴染みが薄いかもしれませんが、米国税関・国境警備局(CBP)が開発したプログラムで、リスクの低い旅行者の…

2人目のGC候補は・・・

採精を終えて次にGCと卵子提供者を探さなければいけないサロカツ(@sarokatsu)です。1人目のGC候補が法律上の理由から不適切と判断された後、2人目のGC候補のアセスメントをしていたのですが、残念ながら彼女にもOKサインは出ませんでした。今回は医学的な…

ANAの惜しい点

採精を終え無事カリフォルニアから戻ってきたサロカツ(@sarokatsu)です。過密スケジュールながらも体調を崩すさずに済んだのは、奮発してANAのビジネスクラスに乗ったお陰だと思っています。特に、枕がペラペラしたものではなく、自分好みのもっちりしたも…

クリニック初診パート④

4時間に渡るクリニック初診の最後は精神鑑定で、自分の生い立ちやサポート環境、人工授精がうまくいかなかった場合の心境や子供の将来についての心配事について質問を受けました。 精神鑑定をしくれたセラピストのジョー(仮名)も最近代理母出産を通して子…

クリニック初診パート③

前回身体検査と血液検査の話をしましたが、実際にはその間にパー子先生との面談がありました。パー子先生とは以前にスカイプでも話をしたことがありましたが、その時の雰囲気通りで、気さくでとてもプロ意識の高い女性でした。 彼女との話題も人工授精のプロ…

クリニック初診パート②

採精が終わった後クリニカル・コーディネーターのドリ子との面談です。最初にアサインされたクリニカル・コーディネーターとひと悶着があったことは以前のブログで話しましたが、ドリ子はプロ意識の高い素敵な女性でした。 そもそもクリニカル・コーディネー…