アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

代理出産を振り返る⑤

サロ活を始める上で一番不安だったのが費用のことで、自分のところにサロ活の相談にこられる方からもよく聞かれます。

 

自分が利用したエージェンシーは透明性が高くて、エージェント費用だけでなく、クリニックや卵子ドナー、弁護士といったそれ以外についてのコストについても最初から説明してくれました。その金額が約2,000万円だったわけですが、それはあくまで標準的な場合であって、自分は新生児保険など追加費用が発生したので、最終的には3,000万円かかってしまいました。

 

お恥ずかしい話ですが、貯金が底をつきかけたことも何度かあり、綱渡りのようなサロ活でしたが、たまたまボーナスが多く支給されたり、投資信託で利益が出たりしたので、予想外の出費もなんとか切り抜けることができました。最初から3,000万円かかると知っていたら、怖気付いて第一歩を踏み出せていなかったかもしれません。でも、こんなに素晴らしい我が子と出会えることが同じく分かっていたら、3,000万円かかると言われても迷わず決断していたと思います真顔たとえ全財産を手放さなくてはいけなかったとしても。

 

それでも代理出産が高額なことに変わりはありませんし、自分が実際に経験したことによって、より多くの人にこの素晴らし選択肢があればという想いが強くなりました。そんなこともあり、サロ活支援活動を始めたという事情があります。