アラフォーゲイの子育て奮闘記

シングルファザーの海外子育て備忘録

ワンオペシンパパが海外移住を決意した理由②

体温が完全に平熱に戻ったサロカツです。でもまだ本調子でなく、食欲がなかったり、お腹のあたりに痺れを感じています。完治するまではジムもお預けです。

 

海外移住の話の続きですが、転職活動は予想していた以上に大変でした。応募しても書類選考で落とされてしまうことがほとんどでした。「日本にいた方が子育てが楽だからいいや」なんて負け惜しみを言ったりしていましたが、心の中では「やっぱりダメだったか」と毎回落ち込んでいました。

 

そんな時、転職エージェントから紹介された案件があり、応募してみたところ、あれよあれよと話が進み、2ヶ月ほどで最終面接まで行くことができました。が、オファー直前になって、その会社が世界的な景気低迷を懸念して採用を凍結。なかなか稟議が通らないという状態になってしまいました。

 

転職エージェントからも全く状況が読めないと言われ、絶望的な気持ちで姉の墓参りに行ったのを覚えています。因みに、子供の頃は祖父母の墓参りを面倒臭いなと感じていましたが、姉の墓参りだけは週1で欠かさず行っていました。自宅から徒歩30分位のところにあって通いやすいにもありますが、身近な家族だったという理由の方が大きいかもしれません。

 

墓を掃除して、花を供えて、線香をあげたら、手を合わせながら心の中で姉に話しかけるのがルーティンで、この日は転職活動の進捗報告をしていました。「内定通知をもらえるまであと1歩なんだけど、そこが最難関なんだ。姉さん天国から力をください」とお願いしたのを覚えています。困った時の神頼みならぬ姉だのみです。<続く>

 

お墓・墓石のイラスト(日本)