アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

コロナ禍の育児を振り返る

 

2年前の今頃、こんなことを書いていたようです。

 

確かこの頃は、生まれた時にお母さんからもらった免疫力の貯金も底をつき、保育園が始まって他の子供との接触機会が増えてきて、息子が体調を崩すことが急に多くなったんですよね。

 

発熱すると当然保育園には行けないので自宅保育。幸い当時は原則リモートワークだったので、会社を休まないといけないということにはならなかったんですが、日中は仕事優先になってしまい、子供にきちんと構ってあげられなかったんですよね。

 

2時間のリモート会議の途中に授乳時間がくると、お腹を空かせて息子が泣き出してしまったり、仮に1時間の会議だったとしても、立て続けに入ってると、最低でも飲み切るのに15分はかかるので、やっぱり授乳できないんですよね。

 

1日のスケジュールを見ながら、「今日はこのタイミングとこのタイミングでミルクをあげよう」と考えたり、どうしても会議が続く日は、ビデオオフにして、授乳しながら会議に参加していたこともありました。当時勤めていた会社は、オンライン会議は原則ビデオオンだったので、自分だけオフにするのは悪目立ちして嫌だったのを覚えています。

 

新型コロナウイルスは1千万人近くの命を奪った不幸な天災(人災?)で、ひとつ間違えれば自分や自分の家族も犠牲者になっていたかもしれません。でも、リモートワークという働き方が容認されたことで、仕事とワンオペ育児がどうにかこうにか両立でき他という意味では、自分は運が良かったと思います。

 

あれから2年が経ち、自分の古巣や友人の会社を見ていると、毎日出社だったり、週3日出社というルールに戻ったところが多いようです。その状況で自分が今0歳児の子育てをしていたら・・・フルタイムのベビーシッターが必要だったでしょうね。

 

対面コミュニケーションの大切さは認識していますし、その方が生産性が上がる人は沢山いると思います。でも、エビデンスもなしに全員一律に出社させるのには反対です。そうすることによって、介護や子育てをしているワーカーの中に、転職や休職を余儀なくされる人も出てくるからです。

 

結局そういうルールを作っている経営者や役員は、家のことをほとんどやらなくてよい立場の人でしょうから、そこまで気が回らないと思いますけど・・・。