アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

ゲイパパが妹と語り明かした夜

日本から訪ねてきた妹に甘えて、息子の世話を任せているサロカツです。

 

朝から晩まで妹が相手をしてくれるので、息子は遊び疲れて、いつもより早く寝てくれます。

 

息子が寝ついた後は、妹と大人の話。普段からLINEで連絡は取り合っていますが、仕事での悩み、教育方針、2子目のサロ活など、対面でないと深く話せないことを語り合います。

 

自分は20代後半で家族に自分のセクシュアリティをカミングアウトしました。カミングアウトにはメリットもデメリットも伴うなので、するしないの判断は本人が決めればいいことだと考えています。自分は当時、家族に隠しているのが苦しくて、それから解放されたいという理由だけで、あまり深く考えずにカミングアウトしました。

 

あれから20年近くが経とうとしている今、こうやって妹に自分の息子を可愛がってもらって、カミングアウトしておいて本当に良かったと実感するようになりました。自分も妹も平均寿命までしか生きないとしたら、自分の方が早くこの世を去ります。そうなると、妹だけが息子にとって唯一の近親者になってしまうので、ふたりには単なる親戚ではなくて、親子のように親密な関係を築いてもらいたいというのが、父親としての願いです。

 

妹にも会社の海外赴任制度を利用して、同じ国に来てもらえたら最高なんですが、それを妹に話したら、「〇〇(妹からはファーストネームで呼ばれてます)は気紛れだから、私が海外転勤になってこっちに来た途端に別の国に行っちゃいそう」と言われて、自分の性格をよく分かっているなぁと兄弟ながら感心してしまいました。

 

これを書いている今も隣の部屋で妹と息子がままごとをして遊んでいます。妹には本当に感謝しかありません。