アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

隣の芝生は青くなかった

1歳の息子を連れて海外移住したワンオペシングルファザーのサロカツです。

 

最近海外に住んでいる日本人のブログを読み漁っています。インド、中国、北フランス、南イギリス等々、読んでいるだけで自分もそこに旅行か住んでいる気分になって、慌ただしいシングルファザーの息抜きになっています。

 

自分が当たり前だと思っていたことが当たり前にできない場所もあって、肉を買うのにわざわざ車1時間かけて市場に行く(その代わり新鮮な肉が手に入る)なんてエピソードを聞くと、いかに自分が恵まれた環境にいるのか思い知らされます。

 

特に小さな子供を連れて海外移住した我が家の場合、高水準の教育と医療にアクセスできるかがとても大切になります。自分ひとりだったらどこに住んでも良い(というかむしろインドや中国に住んでみたい)のですが、自分の現在のライフステージを考えると、今いる場所の方が色々な面で都合が良いのかなと思います。

 

それでも、更に我が家の理想に近い都市がいくつかあって、機会があれば移住したいなと日々妄想しています。そのためにはそこで仕事を見つけないといけないので、簡単な話ではないんですけどね。

 

自分の幸せの定義は、「好きな時に好きな人と好きな所で好きなことができること」です。別にそれは息子と公園で遊ぶということでも構わないんです。でも実際には、そんな一見シンプルなことであっても、時間的制約や金銭的制約、空間的制約や人的制約があって、実現できないことがよくあります。

 

自分が移住したい都市に住めていないというのもそのひとつで、だからと言って不幸せだとは思いませんが、自分のためにも息子のためにも、理想に近づく努力は続けていきたいです。