アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

シングルだけど同性婚を支持する理由

昨年3月、同性婚が認められないのは憲法違反だと札幌地裁が判決を下し、日本でも同性婚が実現するのではないかと期待を抱きましたが、今週大阪地裁がその反対の判決をしたことがニュースになりました。

 

自分はゲイではあるけれどシングルなので、同性婚はどこか他人事のように考えていたこともありました。でも先月姉を亡くしたことがきっかけで、同性婚の必要性を強く感じるようになりました。

 

自分は姉と法律上の家族だったので、危篤常態になった時に病床に付き添って最期を看取ることができました。もしそれが許されなかったとしたら、ただでさえ辛い姉の死が、より耐え難いものになっていたはずです。

 

同性パートナーは人によっては法律上の家族以上に大切な存在です。精神的だけでなく、金銭的にお互いの生活を支え合っている場合だってありますから、法律上の家族以上に家族らしいと言えるでしょう。それらのに同性というだけで家族になる機会を奪われるのは納得がいきません。

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今回の大阪地裁の判決は非常に残念ですが、今後も同性婚合法化に向けた建設的な議論が進むことを心から願っています。