アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

【悲報】ブログが炎上しました

ここ数日でメインのブログのアクセス数が異様に上がってるので、何故だろうと思い調べてみたところ、某アニメサイトで炎上しておりましたおいで笑い泣き。原因となったのはこちらの記事下矢印

 

確かにこの記事だけを読むと、女性搾取や人身売買と誤解されてしまいますよね。反省しています🙇‍♂️。自分は当然そんなつもりはありませんし、だからこそ法規制が確立されているアメリカでの代理出産を選択しました。

 

例えば、代理母は一定の収入がないとエージェントの審査に通らないようになっているので、金銭目的の女性はスクリーニングされる仕組みがあります。(実際、サロカツが利用しているエージェントでも、代理母面接の中で金銭目的を匂わせる発言を応募者がしたことから、不合格になったというケースがあります。)また、弁護士や精神カウンセラーが間に入って、代理出産契約が強要されたものでないこと、女性に適格な判断能力が備わっていることを確認します。

 

また、代理母になるには経産婦であることが条件となっている他、厳格な身体検査をして、健康に妊娠・出産できることのお墨付きを医者からもらわなければなりません。自分がお世話になったIVFクリニックでは、エージェントが通過させた代理母候補(産科医による適正検査は合格済)の実に半数を、身体的な理由で不合格にしていますし、複数胚移植についても、日本よりハードルを高くして、多胎妊娠の防止が図られています。こうすることで、妊娠・出産におけるリスクの低減が図られてるわけです。

 

とはいえ、世界を見回すとグレーゾーンの国があるのも事実で、女性搾取や人身売買に近いことが行われていた国(特にアジア地域)もあります。ただ、こうした国も近年規制強化に乗り出してきており、インドやタイなどは外国人が関わる代理出産を非合法化しています。

 

費用については、代理母に対する補償が低いとは考えていません。それよりも、海外で不妊治療した時に保険対象にならないことや、情報不足のためにエージェントに頼らざるを得ないことなどが、アメリカでの代理出産費用を押し上げている原因となっていると考えています。自分が今取り組んでいるのは、より安価に代理母マッチングや体外受精をしてくれるエージェントやクリニックの発掘です。

 

そんなわけでブログが炎上してしまいましたが、代理出産の正義について改めて自分でも考えるきっかけになったので、建設的なご意見をくださった方には感謝しています。AIDなど他の不妊治療も含めて、今度日本でより活発に議論が進むことを願っています。