アラフォーゲイのサロ活日記

代理母出産でゲイ男子が子供を授かるまでの記録

代理母と依頼人の絆

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米国人のミシェル・リーブズさんが、代理母として出産中に合併症を引き起こし亡くなってしまうという悲しいニュースがありました。彼女には夫の2人のお子さんがおり、彼女の友人であるジェイミー・ハーウィさんが残された家族の支援のためにクラウドファンディングを始めたことが、ニュースに取り上げられるきっかけとなりました。

こういうニュースがあると、代理母出産反対派はここぞとばかりに代理母出産の危険性を強調するかと思いますが、どの出産にも危険は伴いますし、そのリスクを軽減するために、代理母エージェントや不妊治療クリニックが代理母の適正スクリーニングを可能な限り行っています。それでも今回は残念ながらこの不幸な事故を食い止めることはできませんでした。

家族や友人が悲嘆に暮れているのは勿論のこと、依頼者も悲しみや罪悪感など複雑な感情を抱えているんだろうと想像しています。代理母出産反対派は、時に母体の商品化を指摘することがありますが、依頼人もエージェントも決して代理母をモノとしては見ていません。つい先日送った代理母への手紙にも書きましたが、私は自分のために犠牲を払おうとしている代理母に多大な敬意を感じていますし、彼女が生まれてくる子供の将来に対して不安を持たないよう、自分がどんな仕事をしていて、どんな家族や友人のサポート体制があって、どのように子育てをしたいのかを伝えました。自分にとって代理母は家族や親友と同じ位尊い存在です。

契約前で既にこのような感情が芽生えている訳ですから、胚移植をして、子供の出産まで約10か月以上傍らからGCを見守ってきたIPには、更に深い感情が醸成されていくはずです。もしそれで代理母が出産中に亡くなってしまったとしたら、家族や親友を失ったのと同じ位の悲しみに包まれたとしても不思議ではありません。このCNNのニュースを日本語訳した人は、原文の「for another family」を「他人のために」と訳していますが、訳として正しくないばかりか、IPとGCの絆を全く理解していないとしか思えません。

不幸中の幸いだったのは、赤ちゃんが無事であったということ。この赤ちゃんが様々な困難を乗り越え、天国のミシェルさんのためにも力強く育っていくことを強く願ってやみません。ハーウィさんが初めてクラウドファンディングこちらから。