アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

臍帯血バンクを利用した話①

出産の記念に臍帯(へその緒)を残す人は多いかと思いますが、その臍帯と胎盤に残った赤ちゃんの血は臍帯血と呼ばれていて、造血幹細胞という組織が多く含まれています。この造血幹細胞が、白血病などの難病治療に有効だという研究結果が出ていることから、息子が産まれる時に採取してもらいました。

 

採取された臍帯血は臍帯血バンクに保管されますが、公的バンクと民間バンクがあります。前者は自分で使うことができず、献血に似ていますが、後者は本人やその家族が使うことを想定しています。前者は採取も保管も無料で行われますが、後者は費用が発生するという点でも異なります。

生まれてくる子供が万が一難病にかかってしまって時に備え、自分も今回民間の臍帯血バンクを利用することにしました。採取には特殊な採血キットが必要なので、事前に注文して代理母の家に郵送してもらう手配をしてもらわなければいけなかったのですが、自分は臍帯血バンクのことをすっかり忘れていて、採血キットを注文したのはアメリカ現地に着いてから(計画帝王切開予定日の10日前)でした笑い泣き

 

なんと出産前ぎりぎりに代理母の家に採血キットが届いたようで、彼女には入院時にそれを病院のスタッフに渡してもらい、分娩時に臍帯血を採取してもらいました。勿論バースプランでも事前にお願いしておきました。<続く>