アラフォーゲイの子育て奮闘記

シングルファザーの海外子育て備忘録

コロナはあったけれど、人生最良の年でした

2年程前に始まったコロナウイルスの感染拡大は、収束の気配が見られず、世界経済は依然として混沌としています。この未曾有の危機に、大事な人や仕事を失ったり、教育の機会を奪われた世界中の人のことを考えると胸が張り裂ける思いで、自分も他人事にはできないなと常に危機感を感じています。

 

それでも自分にとって今年は人生で最良の年でした。理由は勿論ですが待望の子供が生まれたからです。サロ活にかかった期間は2年8ヶ月で、本当に子供を持つことができるのか不安になったことも何度もありました。それだけに、8月に息子が生まれた時は感動もひとしおでした。

 

初めて対面したした瞬間に「この子のためなら命もいとわない」と思いましたし、今でもその気持ちは変わりません。最初は、自分がこの子を育ててあげているんだ、としか考えていなかったんですが、すぐに自分もこの子に育てられてるなと感じるようになりました。

 

以前にも紹介したパパ友の言葉ですが、「子供は授かりもので預かりもの」。子供は確かに自分の子供ではありますが、いずれは成人して独り立ちしていきます。この不確実な世界で生き抜いていくためのスキルや信念、誇りを持って巣立っていけるよう、親としてこれから約20年間、子供の自立を支援していくのが自分の役目です。その中で幾多の困難にぶち当たることでしょう。でもその度に息子と共に成長して、素晴らしい人生を歩んでいくパートナーになれたら最高だなと思います。

 

また、このサロ活を通して、同じ目的を共有する同志とも出会いました。今代理母とのマッチング中の人、胚移植を控える人、つい先日お子さんが生まれたばかりの人、そして第2子が誕生しようとしている人など、サロ活のステージは様々ですが、皆子供を持ちたいという想いは同じです。来年も、そのような人全てにとって最良の年となることを祈りながら、今年最後のブログを締め括りたいと思います。