アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

代理出産してはいけない人

基本ネガティブなことはブログに書かないのが自分の主義なんですが、最近考えさせられることがあったので共有します。

 

アメリカでの代理出産の支援事業を始めて丸1年。お陰様でゲイ・ストレート、カップル・シングル問わず、色々な方から問い合わせをいただくようになりました。サロガシーの旅路についたばかりの方、胚移植を控える方、もうすぐ出産を迎えるという方等々、サロ活のステージは皆さん違いますが、子供がほしい、そしてその子供を大事に育てたいという思いは同じです。

 

最近、新たな問い合わせがありました。最初のメールの時点で、コミュニケーションが得意ではないんだなというのは分かったんですが、話をする中で耳を疑うような質問が出てきました。詳細は避けますが、この人が子供を持ったら子供の福祉上良くないと感じたんです。そんな訳で丁重に支援をお断りしました。

 

お金に糸目はつけないという方だったんですが、その方のサロ活支援をして、生まれてきた子が将来犯罪の犠牲になってしまったら、自分を責めても責めきれません。因みに、私は年齢や収入、宗教や国籍といった理由で人を差別することはありません。今回お断りしたのも、それらとは全く違う理由です。

 

恐らく彼は今頃他のエージェントと話をしていると思いますが、どうか自分が感じた異常性を他のエージェントも感じて、サービス提供を断ってくれることを祈っています。少なくとも私がお付き合いしているエージェントはみな倫理観が高いので、その心配はありませんが、万が一他のエージェントに問い合わせた場合に、どうなってしまうか心配です。