アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

代理出産への挑戦を再開したシングルファザー

1歳の息子を連れて海外移住したワンオペシングルファザーのサロカツです🙇🏻‍♂️

 

昨日不妊治療という呼び方について私見を述べましたが、そんな自分は去年から第2子妊娠に向けた代理出産に挑戦しています。

 

息子が1歳の誕生日を迎えると、エージェントからキリ子さんがsibling journeyに前向きだという連絡があり、代理母としての身体的適正を判断するための検査をIVFクリニックで受けてもらうことになりました。

 

検査の結果は問題なし。じゃあこれですぐに胚移植できるかというと、そう簡単にはいかず、エージェントやキリ子さんとと改めて代理出産契約を結ばなければなりません。

 

前回契約した時から約2年の月日が経過していたので、いくつか契約条件が変わっているところがありました。例えば、昨今の物価高や代理出産への需要の高まりを反映して、諸々のコストが上がっていました。また、アメリカでは、保守派が多い南部の州で人工妊娠中絶が禁止され、それに伴う免責条項なども盛り込まれていました。

 

提示された条件には基本全て合意したにも関わらず、契約書の初稿作成から実際の契約締結までには3ヶ月かかりました。前回も同じ位時間がかかったんですが、1日も早く胚移植をしたいIP(Intended Parent=代理出産の依頼者)にとっては、この時間がもとても惜しく感じるんですよね。

 

契約締結できても、勿論ですがすぐには胚移植という訳にはいきません。生理日から最適な移植日を計算して、それに合わせて代理母にはホルモン補充(経口薬・自己注射)をしてもらわなければなりません。

 

そんなこんなしているうちに半年以上が経ち、第2子妊娠に向けた最初の胚移植ができたのは、姉の1周忌を迎えようとしていた去年の春のことでした。<続く>