1歳の息子を連れて海外移住したワンオペシングルファザーのサロカツです🙇🏻♂️
第2子目の代理出産に挑戦した時のことを書いていますが、まだ1年も経っていないというのに、結構記憶が薄れているなと思います。過去のメールを読み返しながら、何があったか思い出しながら書いています
さて、2回連続でうまくいかなかった胚移植。第1子の時とプロトコルが違っていて、抗生剤が処方されていないことが分かりました。IVFクリニックからは効果はないと言われたものの、プラセボ効果を期待して、3回目の移植に臨みました。
移植から2週間後、いつものようにキリ子さんは地元の産科婦人科で血液検査をします。4w0d時点でhCG値が100というのが目標だったので、妊娠検査の結果をどきどきしながら見てみると・・・
hCG値25
陰性ではなかったけど、化学流産した1回目より悪い値。もうこの時点で先は見えていました。
2日後にまた血液検査したところ、予想通りまた化学流産でした。
半年かけて3回の胚移植。3回ともグレード4AA、PGT-Aも陰性だったにも関わらず、化学流産2回、陰性1回という結果になりました。
人間は昔の成功体験に引きずられやすいのか、心のどこかで「4回目こそ」という思いがありました。あと、うまくいかなかったからといって代理母を替えてもらうのは、キリ子さんに申し訳ないという気持ちもあり、もう1度挑戦できないかと考えました。
でも、残された正常胚は4個。これまでうまくいかなかった原因が分かって、且つ対処可能なのであれば、然るべき治療を受けて再チャレンジ。もし原因が分からないというなら、もうこれ以上ギャンブルをするのはやめようと決めました。
パー子先生曰く、原因は全く分からないとのこと。可能性は低いけれど、唯一原因として考えられるのは、血液が凝固することによる着床不全。血液が凝固して血栓ができると、循環不全を引き起こし、発育が停止してしまうそうです。
検査にかかるお金はなんと5,000ドル当時の為替レートで約75万円だったので大金でした。パー子先生からは、キリ子さんは過去に血栓起因の着床不全を起こしたことがないから、検査をしても無駄だと言われました。(こうやって無意味な検査をさせないところも、パー子先生を信頼している理由の1つです。)
でもできることは全てやらないと後悔するし、何よりもキリ子さんを最後まで信じているという誠意を見せたかったので、高額な検査をすることにしました。<続く>