1歳の息子を連れて海外移住したワンオペシングルファザーのサロカツです🙇🏻♂️
最近息子がついにイヤイヤ期に入ったようで、子育てに苦労しています。自分自身も仕事がうまくいっていなくて心に余裕がなく、ついつい子供に強く当たってしまうことも度々ありました。
その度に、自己嫌悪に陥って、更に余裕がなくなるという悪循環を起こしていました。
2年前の今日に書いた記事をふと読んで、思わずハッとさせられたことがありました。
それは、沖縄旅行でひめゆりの塔へ行った時のエピソードでした。
自分が最も印象に残っているのが、生存者の証言映像です。その中で、こんなことを語っている女性がいました。「私たちは兵隊は皆最期『天皇陛下万歳』って言って死ぬって教育されてきました。でも実際にそんなことを言って亡くなった兵隊さんはいなくて、みんな『お母さん、お父さん』って言って死んでいったんです(要約)」
これを聞いて思わず息子を抱きしめ涙を流してしまいました。今でもウクライナをはじめ、地球のどこかで戦争が起こっています。軍人、民間人問わず、同じように死んでいっている人がいるのではないかと想像すると、胸が張り裂ける思いです。
これを読んだ時に強く感じたのが、「子供が生きていてくれること自体が既に奇跡なんだ」ということでした。子供が自分の言うことを聞いてくれないという悩みなんて、戦争で子供を失うことの辛さに比べたら、取るに足らないことです。それなのに自分は何をそんなにピリピリしていたんでしょうね。
奇しくも今日はこどもの日。息子と一緒に暮らしていられることに感謝しながら、もう一度初心に戻って、自分の未熟さを認識し、常に向上心を持って、再度育児に取り組んでいこうと思います。