妊活ブログを読んでいると、初回カウンセリングの時に「うちでなら絶対に結果出させます」という断言する医者がいるみたいなんですけど、自分だったらそんな胡散臭いクリニックには通いません
。「絶対儲かる○○」みたいな怪しい
サイドビジネスとか投資レベルの怪しさですよ。そんなに自信があるなら、データで証明してくださいって話です。
でも、なかなか子供に恵まれなくて、藁をもすがる思いの女性にとっては、そんな医者が頼もしく見えてしまうのでしょうね。医者の言葉を信じて時間とお金をかけて
不妊治療したけど、結果が出ずに転院。そしてまた同じような不幸を繰り返すという方も、決して少なくないのではないでしょうか。
自分が
代理出産に挑戦している
アメリカでは、疾病対策予防センター(CDC)が全米500近くのARTクリニックからの30万サイクル以上の申告をもとにした成功率の報告書を定期的に発表していて、クリニック毎の年齢別・治療別成功率が分かるようになっています。自分が
代理出産のクリニック選定の相談を受けた時は、いつもその報告書に目を通すことをお勧めしています。
ただ残念ながら日本にはそうしたデータが開示されておらず、
不妊治療がギャンブルのようになってしまっているのではないでしょうか。
そんな中、最近知ったのが治療実績データの開示を求めるこちらの署名活動。
日本産科婦人科学会が応じるまでに時間はかかるかもしれませんが、問題提起をする第一歩になると思います。
不妊治療における透明性向上のためにも、是非協力してあげてみてはいかがでしょうか。