アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

緊急外来で説教された話

アメリカ滞在19日目】

緊急外来に到着して受付を済ませると、まずは直腸音を測りながら看護師が状況を詳細に聞いてきます。毎日定期的に検温していること、検温は脇の下で行っていること、昨日午後に38.1℃まで上がったこと、夜通し濡れタオルで首周りを冷やして37.6℃前後まで下がったこと、それ以外は食事も睡眠もしっかり取れていて、特に問題なさそうであることを伝えました。すると測ったばかりの直腸温(37.4℃)を見た看護師さんから・・・

 

「直腸温以外は不正確だから、他の症状がないならいちいち検温しないでくださいハッと説教されてしまいました。そりゃそうですよね、新生児なんて体温がうまく調整できないうえに、脇の下の体温なんて測り方次第で誤差が出ますから。そしてこうやって健康な子供が緊急外来に来ることによって、医療現場が逼迫してしますしね滝汗

 

が、いくら不正確かもしれないとは言え、38.1℃の発熱があったと申告を受けた以上は、36時間検査入院をさせて、経過観察するというのがこの病院の決まりだったんですポーン24時間後には日本行の飛行機に乗ることになっていましたし、熱がなくて他に症状がないなら日帰り検査にできないかと相談したんですが、どんなに可能性が低くても精密検査を受けてほしいと言われました。病院としてもその方が商売になりますしねおいでニヤニヤ

 

この精密検査、尿検査や血液検査が含まれているんですが、おしっこしろと言って出してくれるわけではないので、カテーテルを使った採尿でしたし、血液検査も血管が細いので難航し、身体中に何度も針を刺されてしまいました。更に、髄膜炎の検査をするために髄液採取が必要ということで、背骨の間に針を刺されてしまったんですよ❗️これは正直やり過ぎなんじゃないかと思ったんですが、万が一感染症にかかっていて飛行機の中で体調が急変してしまったら大変なので、子供には申し訳ないですが、検査に同意せざるを得ませんでした。髄液採取の時だけは病室を追い出されて、別の部屋で待たされたんですが、息子の泣き声が聞こえてきたので、相当痛かったのだと思います。

 

検査をしている間に航空会社に電話をして、フライトの変更をしました。本来であれば1人3万円ほど変更手数料が発生するところなんですが、今回はドクターストップという理由だったので、医師に診断書を書いてもらいう手数料を免除してもらいました。フライト変更することにより、ユナイテッド航空コードシェア便から全日空運行便になったので、結果的には変更になって良かったです。(先週全日空に問い合わせた時には月末まで空席がないと言われていたので、全日空便が取れたことは意外でした。)

 

無事フライトも変更でき、あとは検査結果を待つだけです。緊急外来から病室に移動して、一晩を過ごすことになります。入院することになるとは思っていなかったので、一度ホテルに帰って着替えを取ってきました。<続>