アラフォーゲイの子育て奮闘記

代理母出産で子供を授かったゲイ男子の育児日記

日本帰国直前に子供が発熱し緊急外来に

アメリカ滞在19日目】

代理母との感動の再会の余韻に浸りながら迎えたこの日。帰国を翌々日に控えていたのもあり、花が好きな母親に最後に観光でも楽しんでもらおうと思い、英国庭園に行く予定だったんです。息子が観光中にぐずらないようにと、授乳と排泄をさせて、ついでに体温を測ってみたんですが・・・

 

38.1℃も熱があるじゃないですか!!!

 

確かに今日は若干ミルクを飲む量が少なかったものの、おしっこもうんちもよくしてるし、機嫌が悪くないし、特に具合悪そうにはしていなかったんですね。おかしいと思い再度検温したんですが、やはり38℃近い熱がありました。

 

自分はホテルに残ることにして、母親には知人とふたりで観光に行ってもらうことにしました。母がいても正直あまり任せられることがなかったのと、2週間以上も慣れない海外の地でホテル生活をしていたので、息抜きが必要だろうと考えたからです。

 

一方で自分は新生児の発熱に関してインターネットで情報を探し始めます。とりあえずまずは着せていたベビー服を脱がせ、首周りと脇の下に冷えたタオルを巻き、こまめに授乳して水分補給をしながら様子をみます。すると熱が少し下がりましたが、それでも37.6〜37.8℃を行ったり来たりしています。

 

こういう時に限ってクーラーがなかなか効かなくて室温は25.5℃より上がりません。10分おきにタオルを取り替え、30分おきに検温し、1時間半おきに授乳を繰り返します。母親が観光から帰ってきても状況は変わらず。ほぼ徹夜で看病しますが、やはり状況は変わりません。

 

明け方になり、意を決して、産後検診をしてもらった病院に電話をかけます。症状を伝えると、緊急外来に連れてくるように指示されました。すぐに荷物をまとめて病院へ向かいます。ほんの数日前には小児科医に帰国のお墨付きをもらったばかりなのに、まさかこんな理由でまた病院へ戻ってくるとは・・・。<続>